日本では既に受注一旦停止…(2023年)一部改良版・レクサス新型LCが米でいち早く発表!日産GT-R 50 by Italdesignは世界限定50台で発売ながらも、実は19台しか売れていなかったようだ

近日中に日本仕様の2023年モデルも発表・発売されるが、既に受注一旦停止のため購入不可

日本国内では発表・発売前から受注一旦停止となり、しかも全国の販売店へと指定台数分が振り分けられているわけではなく、早くオーダーした順に受付けされたレクサスのフラッグシップラグジュアリークーペLC。

今のところ2024年以降に年次改良モデルが発表・発売予定となっていますが、それまでは”未発表・未発売”の2023年モデルが生産される計画で、しかし部品供給不足や半導体不足、そして円安による輸出優先などと叫ばれているなかで「スケジュール通りに生産できるのだろうか?」という不安感や不信感が募る一方で、今回はその2023年モデルに関する具体的な情報が公開されています。

あくまでもアメリカ市場向けの情報にはなりますが、恐らく日本市場向けも同様のアップデート内容になることが予想されるため、参考程度にチェックして頂けますと幸いです。


2023年モデルは主に足回りなどアップデートするようだ

今回一部改良版として発表・発売される新型LCですが、主な変更・改良内容としては足回りなどのパフォーマンス面。

つまり内外装デザインについては特に大きな変更がないとのことですが、足回りの変更としては、サスペンション強化のためにレクサス・ドライビング・シグネチャー(LDS)が採用され、具体的な機能性については触れられていないものの「フロントとリアのサスペンション設定は、接地感、リニアなステアリング応答、高コーナリングG範囲でのステアリング効率を向上させるために最適化されている」とのこと。

この他にも、アメリカ市場向け専用のスポーツパッケージも刷新され、グロスブラックアクセントとポリッシュ仕上げの21インチ鍛造アルミホイールが装備されるだけでなく、パフォーマンスブレーキパッドやリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)、アルカンターラ素材のスポーツシートが追加設定されています。

LC500コンバーチブルでは新開発の軽量ソフトトップを採用へ

続いてオープントップの新型LC500コンバーチブルについてもチェックしていきましょう。

本モデルにおいても、サスペンションが強化され、より軽快なハンドリングとドライバーと車両間のよりシャープなつながりを実現するとのこと。

そしてコンバーチブル専用の新開発となる軽量ソフトトップも採用されるとのことですが、これに関する詳細は明らかになっていません。

新色のクラウドバーストグレーも追加

あとはクーペ/コンバーチブルに共通して、LC専用カラーとなるクラウドバーストグレーなる新色が設定されるとのことですが、アメリカ市場向けとなるIS500 F SPORT Performance Launch Editionのインコグニート(日本名:チタニウムカーバイドグレー)とは異なり、どちらかというとメタリック系に近い印象を受けますね。

続いてパワートレインですが、クーペのみに設定されるLC500hは、これまで通り排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン+デュアルモーターを組み合わせることにより、システム総出力359psを発揮、0-96km/hの加速時間は4.7秒にて到達します。

そしてクーペ/コンバーチブルに設定されるLC500は、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力478ps/最大トルク539Nmを発揮、0-96km/hの加速時間は4.4秒にて到達します。

2023年モデルのアメリカ向け新型LCのグレード別価格帯をチェックしていこう

最後に、2023年11月に発売されるアメリカ市場向け新型LCの価格帯は以下の通り。

【(2023年)アメリカ市場向け・新型LCのグレード別価格帯一覧】

◇LC500クーペ:94,600ドル(日本円に換算して約1,372万円)

◇LC500hクーペ:100,600ドル(日本円に換算して約1,460万円)

◇LC500コンバーチブル:102,650ドル(日本円に換算して約1,490万円)

※1ドル=145.03円に換算(2022年10月7日時点)

2ページ目:日産とイタルデザインの共同開発によって実現したGT-R 50 by Italdesignは、50台全て完売しなかった?!