(2023年)一部改良版・日産の新型エルグランドが2022年11月に発売予定!いよいよ”アレ”が変更へ…気になるフルモデルチェンジ版の行方は?

ようやくエルグランドも2023年モデルとして一部改良予定だが

日産のフラッグシップミニバンでお馴染みとなるエルグランド(Nissan New Elgrand)。

一時期はトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)を競合としたラージサイズミニバンとして注目されましたが、ここ最近はマイナーチェンジと一部改良の繰り返しで、パワートレインや内外装デザインの大幅改良などは見られませんでした。

そして2022年も、法規制対応などをメインとした一部改良版として2022年11月頃に発表・発売される予定となっています。

ちなみに2022年11月といえば、フルモデルチェンジ版・新型セレナ(New Serena, C28)が発表・発売される重要な時期でもあり、日産も年末に向けて新車・新型車の発表ラッシュを行っていく予定です。

そんな一部改良版・新型エルグランドですが、一体どのような改良・変更が加えられるのかチェックしていきましょう。


(2023年)新型エルグランドの改良内容は極めて少ないが、大幅な価格アップは避けられない?

早速、一部改良版に関する具体的な変更内容をチェックしていきましょう。

2010年に3代目(E52型)としてデビューしたエルグランドですが、2020年のマイナーチェンジ以降は内外装のデザインは大きく変更されていません。

そして今回の一部改良でも、内外装デザイン並びにナビゲーションディスプレイやメーター類の変更・改良は無く既存のままとなる予定ですが、他モデル同様に法規制対応による排ガス規制や騒音規制の改良が実施される予定です。

しかも現行エルグランドは、排気量2.5L QR25DE型L型4気筒自然吸気エンジンと、排気量3.5L VQ35DE型V型6気筒自然吸気エンジンを流用しているため、フェーズ対応に向けた改良は中々に大変だと予想され、大幅な価格アップも避けられないかもしれません。

つまりは、2022年9月22日に発表された一部改良版・新型V37スカイライン(New V37 SKYLINE)のように、小変更でありながらも10万円~20万円ほどの価格アップも予想されるため、この点は詳細が明らかになり次第当ブログでも展開できればと思います。

新世代エンブレムへと変更

続いてはエンブレムの変更について。

旧世代エンブレムを採用していた現行エルグランドですが、今回の一部改良により、新型ノート(New Note)やアリア(Ariya)、スカイライン同様にフロント・リヤエンド、足もとのアルミホイールセンターキャップ、フロントボンネットカバー、そしてステアリングホイール中央のエンブレムが全て新世代に置き換えられる予定です。

モデル末期ではありながらも、日産のラインナップモデルのほとんどが新生エンブレムとして置き換えられるということは、エルグランドも次期モデルに向けて新たな動きがあるかも?と思わせるものに。

インテリアシート全てを抗菌シートにアップデート

最後はインテリアシートについてですが、こちらは一部改良版・新型ノート/ノートオーラ同様に、抗菌シートへとアップデートされる予定です。

やはり昨今の諸事情により、車内の空気循環だけでなく、抗菌シートも標準化されるなど、よりユーザーが安心して車に乗れるよう工夫を重ねていることは確かですし、エルグランドも高品質な上に抗菌シート仕様ともなれば、更なる価格アップにつながりそうです。

2ページ目:フルモデルチェンジ版・新型エルグランド(E53型)はどうなる?