フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴキャンバスの納車後雑感③!「DOPの10インチナビゲーションディスプレイは角度調整可」「軽自動車専用駐車スペースは便利」等
新型ムーヴキャンバスは、知れば知るほどに完成度が高い
2022年9月に私の両親用に納車されたダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)セオリーG[2WD]。
前回のブログでは、内外装の質感や装備内容、走行フィール(動的質感含む)、そして後席へのアクセスのし易さや乗降り性などをインプレッションしてきました。
今回は、細部の質感とスイッチ類の操作性(使い勝手)、ディーラーオプションの一部機能性についてインプレッションしていきたいと思います。
ちなみにいつもお世話になっているダイハツディーラーの情報によると、新型ムーヴキャンバスの全国の累計受注数(顧客向けに納車されている車両も含めて)は3万台を突破しているとのことで、納期もG/Gターボを中心に半年以上納期が長引いているそうです。
※あくまでも私がお世話になっているダイハツディーラーでの情報のため、他のディーラー情報と異なる可能性もありますのでご注意ください
新型ムーヴキャンバスの本革巻きステアリングホイールは、軽とは思えないような高い質感
まずは車内細部の質感についてチェックしていきましょう。
セオリー専用のネイビー×ブラウンの2トーンカラーによる高級感はもちろんのこと、セオリーG以上より標準装備の本革巻きステアリングホイールは軽自動車とは思えないほどに上質。
これは前回のブログでもお伝えしましたが、私が所有するホンダN-BOX Custom LターボSTYLE+ BLACKに装備される本革巻きステアリングホイールだと、上質な本革というよりもウレタン巻きに近いに見た目と触り心地のため、お世辞にも質感が高いとは思えなかったんですね。
一方でムーヴキャンバスの本革巻きステアリングホイールは、しっかりしたフィット感とグリップ感、柔らかくも滑らかな手触り、見た目でウレタン巻きではないとわかるビジュアルなのも、このモデルの魅力の一つなのかもしれません。
ちなみに2トーンカラーのストライプス(Stripes)になると、下位/上位グレードに関係なくウレタン巻きが標準装備のため、2トーンカラーよりも車内の落ち着いた雰囲気と高い質感に拘る方はセオリーの方がおススメです。
後席電動スライドドアスイッチの使い勝手は?
そして個人的に気になっていた後席電動スライドドア用スイッチですが、OPEN/CLOSEが押しやすいように段差とアーチが設けられ、敢えてフラットなスイッチにしないことで操作性を向上させているのが確認できますね。
ホンダN-BOXの後席電動スライドドアスイッチ
ちなみにライバルになるであろうN-BOXの電動スライドドアスイッチは上の通りで、こちらも操作性としては十分OK。
トヨタ新型シエンタの後席電動スライドドアスイッチ
そしてボディサイズなどは異なりますが、トヨタ新型シエンタのスイッチは上の通りで、OPEN/CLOSEに水平基調の段差は設けられているものの、スイッチが正方形に近いコンパクトなサイズ感。
更にスイッチが少し奥深くに設けられているため、下部に台座のようなスペースがあってとにかくOPENのスイッチが押しづらいというのが正直なところです(ここ最近のトヨタの使い勝手や操作性、そしてUIは迷走していて使いづらい)。