マツダ新型CX-90と思わしき開発車両がスパイショットされる!ラージ商品群最大クラスで存在感も十分…但し新型CX-60の明確な差別化は?

メインはアメリカ市場だと思われるが、CX-60/CX-70/CX-80との差別化も気になる

日本市場では2022年9月より発売スタートとなったマツダ新型CX-60。

マツダの新世代CXシリーズ&ラージ商品群としては第一弾となる新型CX-60ですが、2022年6月24日の受注受付け開始から約2か月半で、月販計画台数2,000台の4倍超えとなる8,726台(2022年9月11日までの集計)の受注を獲得しています。

今後も更なる注目が期待できるマツダの新世代CXシリーズですが、今回はアメリカの公道にてラージ商品群としては最大クラス&フラッグシップSUVと思われる新型CX-90の開発車両がスパイショットされています。

一体どのようなエクステリアを持ち、CX-60とどのように差別化されるのかチェックしていきましょう。


これが新型CX-90のテストカー?かなりデカそうだ…

via:reddit

こちらが今回、アメリカの公道にてスパイショットされた新型CX-90と思わしき開発車両。
※reddit ID:@r/whatisthiscarより引用

ボディ全体にはダズル迷彩のカモフラージュラッピングによって分厚く偽装されていますが、伸びやかなロングノーズとマツダの象徴の一つともいえる絶壁のフロントバンパー&グリル、そしてダイナミックなSUVスタイルを見るからに、確かにフラッグシップのCX-90を思わせるような存在感です。

そして真っ先に注目したいのは、やはりフロントマスクのデザインテイスト。

新型CX-60に似たような(いわゆるアウディのような金太郎飴)見慣れた顔つきのようにも見えますが、フロントグリルパターンはドット柄にも見えれば、スポーティなメッシュパターンにも見えたり。

ただこの辺りのグリルパターンは、CX-5/CX-8などでも見られる通り、もしかするとグレードやパワートレインによって異なってくる可能性もありそう。

そしてフロントヘッドライト周りも見ていくと、ヘッドライトを横切るような水平基調のレンズは、おそらく新型CX-60と同じLEDウィンカーだと予想され、更にヘッドライトレンズは少し釣り目のような配置でアグレッシブにも見えます。

CX-60のヘッドライト周りと見比べてみると…?

ちなみにこちらが新型CX-60のヘッドライト周り。

こうして見比べてみると、フロントグリルパターンは縦型基調で異なるものの、水平基調のLEDデイタイムランニングライト兼LEDフロントウィンカーやヘッドライトレンズはほぼ同じといったところでしょうか。

あとはヘッドライト意匠がCX-60とどの程度異なるのか、フロントグリル周りのシグネチャーウィングなど、細部に渡ってのアクセントがどのように差別化されているのかも気になるところですね。

2ページ目:CX-60と異なるのはフェンダー周りのガーニッシュ部分?そしてパワートレインはどうなる?