マツダ新型CX-90と思わしき開発車両がスパイショットされる!ラージ商品群最大クラスで存在感も十分…但し新型CX-60の明確な差別化は?
引き続き、アメリカにてスパイショットされたマツダ新型CX-90と思わしき開発車両を見ていこう

改めてマツダ新型CX-90と思わしき開発車両を見ていきましょう。
フロントノーズはCX-60同様に延伸したかのように見せることで、SUVというよりもスポーツハッチバックっぽく見せるマツダらしい手法を取り入れています。
そしてフェンダー周りを見ていくと、無塗装ブラックの樹脂モールというよりかはカラードフェンダーっぽい凹凸で、この点もおそらくグレードによって異なるとは思いますが、まずはCX-90のコンセプトがオフロード志向なのか、それとも都会派なのかによっても大きくイメージが異なりそう。
アメリカでは既にオフロード志向のCX-50が発売されているが…?
既にアメリカ市場向けとして発表・発売されている新型CX-50は、ゴリッゴリのオフロード志向といった印象ですが、CX-90がトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)やレクサス新型LX600、ホンダ新型パイロット(Honda New Pilot)といったモデルが競合なのであれば、オフロード志向ということも考えられそう。

そしてもう一つ注目したいのが、フロントフェンダー付近に設けられているサイドシグネチャーガーニッシュ。
CX-60とはサイズや形状が異なっているようにも見えますし、立体感もCX-90のほうが大きいようにも感じられますね。
おそらくこのサイドシグネチャーガーニッシュに、直列6気筒エンジンを意味する”INLINE 6”のレタリングバッジが貼付されるものと予想され、ポリッシュメタルような高級感を演出するのか、それともブラック塗装された引き締まったデザインとなるのかも注目処です。
新型CX-90にはどのようなエンジンが搭載される?

最後に気になるのがパワートレイン。
マツダのフラッグシップSUV&3列シートともなれば、単純に直列4気筒自然吸気エンジンのみを搭載するグレードが展開されるとは考えにくいところ(シンプルにパワー不足が感じられる)。
なおマツダは、具体的なスペックについては言及していないものの、排気量3.0L 直列6気筒エンジン+48Vマイルドハイブリッドシステム(e-SKYACTIV G 3.0)もしくは排気量3.0L 直列6気筒ターボエンジン(SKYACTIV-G 3.0T)を採用することも明らかにしていて、しかもこれらのエンジンはCX-60に採用されていません。
そう考えると、最もパワフル&トルクフルなパワートレインが必要なCX-90に搭載することが最も現実的ですし、何よりも牽引を活用する場面が多くみられるアメリカ市場では必須ともいえるところ。
この他にも、既にCX-60にて導入されている排気量3.3L 直列6気筒ディーゼルターボエンジンや、同ディーゼルターボエンジン+マイルドハイブリッド、更に直列4気筒エンジン+プラグインハイブリッド(PHEV)といったグレードも展開されることに期待したいところです。
マツダ関連記事
Reference:reddit