一部改良版・日産の新型GT-R R35と新型フェアレディZ Nismo(RZ34)が2023年夏頃デビューとの噂。R35はGTウィング装着で更にレーシーにアップデート?

おそらく2023年モデルのGT-R R35やフェアレディZ Nismoも即受注停止になることが予想される

2022年の夏時点で既に受注一旦停止となっている日産の2022年モデルとなるGT-R R35と、ビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

特にGT-R R35に関しては、日本抽選限定100台+αのみ販売されたR35 T-Specや特別仕様車Nismo Special Edition、そして2022年モデルの標準グレードの全てがあっという間に受注受付け枠に到達してしまい即受注停止。

一方でフェアレディZ(RZ34)に関しても、2022年7月末時点でバックオーダー数が6,000台に到達してしまい、生産能力などの絡みから「納期4年以上」とも噂されて受注一旦停止となりました(国内仕様の発表が2022年4月末だったので、実質販売されたのは僅か3か月ほど)。

どの自動車メーカーも新車が簡単に購入できない・納車されないなかではありますが、早くも2023年モデルの新型GT-R R35/フェアレディZ Nismoに関する噂が浮上しています。


2023年夏頃に一部改良版・新型GT-R R35が発売される?

今回2023年モデルが販売されると報道しているのは国内自動車情報誌ベストカーさんで、どうやら年次改良版としてGT-R R35が2023年夏頃に再度販売される予定だそうで、しかし部品供給不足や半導体の供給不足、そして昨今の世界情勢の影響による円安により輸出が優先されることから、日本国内向けの受注枠も即完売することが予想されるとのこと。

既に2022年モデルのT-SpecやNismo Special Editionが想像以上の注目を集め、「最後のGT-R R35」とも云われていましたが、今回新たに登場する2023年モデルでは以下の内容で改良が施される予定と説明しています。

【(2023年)新型GT-R R35の一部改良内容一覧(ベストカー予想)】

◇法規制対応
・騒音規制
・排ガス規制 等

◇エンジンの一部改良

◇足回りの一部改良

◇リヤウィングをスワンネック型に変更

◇ボディカラーの追加

なお上の法規制対応については、2022年10月より実施される騒音規制に対応するため、2022年モデルの製造がそもそも同年9月までしか実施できなかったことを受け、製造台数自体極めて少ないものだったのだと考えられますが、2023年モデルの法規制対応により、果たしてどれだけ受注受付け枠を設けるのかも気になりますし、その一方で法規制対応分の価格アップもどれほどなのかも注目。

法規対応による価格アップも想像以上に大きい?

車種やエンジン型式などは異なりますが、ハイブリッドモデルを廃止としたV37スカイライン(New V37 SKYLINE)も法規制対応などにより一部改良版として販売されましたが、僅かな小改良であっても、2022年モデルに比べて約21.6万円~約27.4万円の価格アップと想像以上に大きいため、もしかするとR35も想像以上の価格アップとなることが予想されます。

あとはリヤウィング形状についてですが、シンプルなウィング形状ではなく、スーパーGTをイメージさせるパフォーマンス志向のウィング形状とのことで、これだけボリューミーなリヤを持つR35にどのように主張してくるのか注目です。

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