フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴキャンバス納車後1ヶ月の雑感!「IR&UVカットガラスの効き目は意外と良い」「置きラクボックスの使い勝手は?」等

総じて満足度は高く、しかし気になるポイントもチラホラと…

2022年9月に私の両親用に納車されたダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス・セオリーG(Daihatsu New Move Canbus Theroy G)[2WD]。

気が付けば納車後1ヶ月以上が経過し、走行距離も300kmを突破し、普段の街乗り用として頻繁的に活用しているとのこと。

総じて満足度は非常に高く、先代ムーヴキャンバスよりも振動は抑えられ(納車前に代車としてお借りできたので比較もし易かった)、特に道路と道路のつなぎ目を通過するときの突き上げやショックは抑えられ、快適性も大幅に向上しているのはポイント高めとなっています。

そんな新型ムーヴキャンバスですが、納車されて1ヶ月経過しての雑感をまとめていきたいと思います。


UV&IRカットガラスの効き目は意外と良い

まずはUV&IRカットガラスの効き目について。

新型ムーヴキャンバスのGグレード以上だと「360°スーパーUV&IRカットガラス(フロントクォーター/フロントドア/リヤドア/リヤクォーター/バックドアウインドゥ)」が標準装備されるのですが、実際に晴れた日に走らせてみると、体感的にはそこまでジリジリしない印象。

ちなみにこれが装備されていると、日焼けの原因となる紫外線(UV)を約99%カットするだけでなく、赤外線(IR)も効果的に遮断するため、ジリジリした肌への刺激を低減。

真夏の日になるとインプレッション自体は変化するかもしれないのですが、秋晴れ(今年は特に気温差が激しく、晴れた日は25度を超えていた)でも肌の痛みを感じることは無かったので、個人的には標準装備のUV/IRカットガラスだけでも十分と思うところ。

ただ、私の父親は純正の範囲内でもう少し暗めとなる「UV&IRカットフィルムセット(ダークスモークタイプ)」のディーラーオプションを選択していて、現在そのパーツの納品待ち(在庫が不足していて長納期化している模様)。

これを追加装備する理由としては、「ガラスはもう少し暗めで、あまり外から見られないようにしたい」からだそうで、次回フィルム施工前後の見た目の違いや、晴れた日のジリジリ感などもインプレッション出来ればと思います。

コーナーセンサーはかなり重宝している

続いては新型ムーヴキャンバスのクリアランスソナー(コーナーセンサー)について。

本モデルでは、よりドライバーの安全性を確保するためにコーナーセンサーがフロント2個、リヤ4個装備されていて、特に縦列駐車や正面もしくはバック駐車する際に重宝されます。

コンパクトな軽自動車だとコーナーセンサーって必要ないのでは?と思ったりするかもしれないのですが、普通乗用車に比べてコンパクトなボディサイズだからこそ、「余裕」だと思っていたときに感覚を失って接触する事故も少なくはないそうです。

私がお世話になっているダイハツディーラーでも、先代ムーヴキャンバスやムーヴといったクリアランスソナーが搭載されていないモデルに乗っているお客さんが、駐車中に車をぶつけてしまったそうで、その理由が「まだ行けると思ったから」なのだそう。

視覚的な情報だけでなく、聴覚で得られる情報もぶつけないための重要な要素とのことですし、私の両親も年齢を更に重ねていくと、こういった予防安全装備が更に必要になってくると思いますから、(過信や依存は禁物だけど)自分自身や周りの安全・命を守るためにも、少しずつ安全装備の力に頼るのも大事ではないかと考えています。

2ページ目:国産車初採用となる置きラクボックスの使い勝手は?トランクの入り口は狭い?