フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)のここがちょっと残念!購入する前に知っておきたいポイント「2列目オットマンの装備無し」「プロパイロット2.0は有料」等
(続き)日産の新型セレナ(C28)のちょっと残念に思うポイントをチェック
プロパイロット2.0を利用するには年会費 約2万円を支払う必要有り
続いては、日産の新型セレナ(C28)より新しくラインナップされる最上級グレードe-POWER LUXIONですが、このグレードにおいては、アダプティブLEDヘッドライトやヘッドアップディスプレイ、12.3インチフル液晶メーター&12.3インチNissan CONNECTナビゲーションディスプレイ、プロパイロット(ProPilot)2.0、プロパイロットリモートパーキングなど、超豪華な機能が標準装備されています。
そのなかでも注目したいのは、V37スカイラインHEV(V37 SKYLINE)/アリア(New Ariya)に採用されているハンズオフ機能付きのプロパイロット2.0ですが、実はこの機能を利用するとなると「使用料として年会費 約2万円」を支払う必要があるんですね。
新型ノア/ヴォクシーだとトヨタチームメイト・アドバンスドドライブ、新型ステップワゴンだとトラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)に相当するものだと思いますが、特にノア/ヴォクシーの場合だと、アドバンスドドライブはメーカーオプションとして設定されているため、このオプションを選択してしまえば年会費を支払うこともなくいつでも利用可能です(ステップワゴンは標準装備)。
普段から高速道路&長距離移動を活用する方からするとプロパイロット2.0は便利だとは思いますが、そこまで長距離移動も多くなく、仮に長距離移動があったとしても下道メインで移動される方にとっては不要に思える機能だと思うので、そう考えると勿体なく感じてしまう所ですね。
もちろん、ナビリンク機能付きのプロパイロット1.0であれば、全グレード装備で年会費を支払う必要もないですから、「ハンズオフまでは必要ないかも…」と感じられる方はe-POWER LUXIONは選択肢から外れるかもしれません。
2列目キャプテンシートにオットマンが設定されていない
最後はやっぱりコチラ。
2列目キャプテンシートのオットマン機能。
新型セレナ(C28)の場合であれば、最上位グレードe-POWER LUXIONのみ3列7人乗りの設定があるため、このグレードだとオットマンの設定もあるかな?と思いきや、実はオプションでも設定が無いんですね。
新型ノア/ヴォクシーの場合であれば、上位グレード(3列7人乗り)のみに設定されている快適利便パッケージ(High)のメーカーオプションで選択可能ですし、新型ステップワゴンであれば、SPADA/SPADA PREMIUM LINEにて標準装備されています。
今回ミドルサイズミニバンでは後発となる新型セレナ(C28)ですが、最上級グレードLUXIONを設定してくるのであれば「オットマンは装備してもおかしくない」と考えた人も少なくないと思うんですね。
この点はちょっと残念と言いますか…これだけ装備が充実したグレードであれば、あともう少しだけ装備面で頑張ってほしかったな…と思う所です。