フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)のここがちょっと残念!購入する前に知っておきたいポイント「2列目オットマンの装備無し」「プロパイロット2.0は有料」等
”ココ”だけは抑えておきたい!購入前の注意点をまとめてみた
2022年11月28日に発表/同年12月22日に発売予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナ(Nissan New Serena, C28)。
まずは排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載する前輪駆動[2WD]モデルが優先的に発売され、その後2023年1月12日にガソリンの四輪駆動[4WD]モデルが発売、そして同年春以降にシリーズハイブリッドe-POWER/最上級グレードe-POWER LUXION(ルキシオン)が発売予定となっています。
当ブログでは、新型セレナの具体的な装備内容やグレード構成、ボディカラー、メーカーオプション、グレード別価格帯(2022年11月12日時点でe-POWER LUXIONの価格は不明)をどこよりも早くお伝えしましたが、今回は新型セレナを購入・検討する上で「ココは知っておきたい!」「ココは注意しておきたい!」ポイントをチェックしていきたいと思います。
なお競合モデルは、トヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)とホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)で、これらの競合にあってC28に無いものメインにお伝えできればと思います。
※走りや使い勝手の良さなどは、新型セレナを実車インプレッション後に公開予定
シートグレードはかなり限定的
まずは新型セレナのシートグレードについて。
本モデルでは、ノーマルボディX/XV、エアロボディのハイウェイスターV、そして最上級グレードe-POWER LUXIONが展開されますが、LUXION以外のグレードに関しては3列8人乗りしか設定されていません(一方でLUXIONは3列7人乗りのみ)。
【新型セレナ(C28)のグレード構成一覧】
[2.0Lガソリンモデル]
◇X(3列8人乗り)[2WD/4WD]
◇XV(3列8人乗り)[2WD/4WD]
◇ハイウェイスターV(3列8人乗り)[2WD/4WD]
◇オーテック(3列8人乗り)[2WD/4WD]
[1.4L e-POWERモデル]
◇e-POWER X(3列8人乗り)[2WDのみ]
◇e-POWER XV(3列8人乗り)[2WDのみ]
◇e-POWER ハイウェイスターV(3列8人乗り)[2WDのみ]
◇e-POWER LUXION(ルキシオン)(3列7人乗り)[2WDのみ]
◇e-POWER オーテック(3列8人乗り)[2WD]
子供がいる家庭だと、2列目キャプテンシートの取り合いも珍しくないかと思いますが、やはり3列7人乗りは上位グレードに限定するのではなく、中間グレードやエントリーグレードでも設定してほしいところ。
競合モデルのノア/ヴォクシー/ステップワゴンの場合だと、中間グレードやエントリーグレードでも3列7人乗りと3列8人乗りの何れかから選択が可能ですから(ステップワゴンは3列8人乗りがメーカーオプション扱いになる)、この点はちょっと残念に思うところです。
電動パワーテールゲートが設定されていない
続いては、新型セレナ(C28)に電動パワーテールゲート(別名:パワーバックドア)が設定されていないということ。
新型セレナ(C28)では、現行C27からのデュアルバックドアを引き継いだこともあり、全グレード共通で手動式のテールゲートのみを採用しています。
メーカーオプションでの設定も無いため、ノア/ヴォクシー/ステップワゴンの電動パワーテールゲートの使い勝手の良さを知ってしまうと中々戻れないところ(ミニバンのテールゲート面積はかなり大きいので、開ける時に非常に重たい)。
※ノア/ヴォクシーは上位グレードのみメーカーオプション扱い、ステップワゴンはSPADA/SPADA PREMIUM LINEのみ標準装備
なかには「以前から手動に慣れているから、特に電動にする必要もない。その分コストがかかる」という意見もあると思うので、あくまでも参考程度にチェックしていただけますと幸いです。
【2台で1000万over!新型ヴォクシーと新型ステップワゴンの比較動画【NEW VOXY】【NEW STEPWGN】】