フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)はこのまま販売できるのだろうか?どのモデルも長納期化で輸出優先のなか、次期型も抽選になりそうな予感

既に一部ディーラーでは新型プリウスを抽選販売との情報もあることから、次期40アルファードも更に狭き門になりそう

2022年4月に発表/同年5月に発売されるも、その翌月の6月には受注停止(厳密には販売終了?)となってしまった一部改良版・トヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 30系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。

JBLプレミアムサウンドシステムを搭載するモデルを中心に納期遅れが発生しているそうで、私がお世話になっているトヨタディーラーでは1ヶ月に1台~2台ほどのペースでしか納車が進んでいないとのこと。

ただその一方で、一般社団法人日本自動車販売協会連合会より発表された2022年10月度の普通乗用車部門において新車・登録台数ランキングを見ていくと、4,664台で全体の12位とのことから、全国的に全く納車が進んでいないというわけでは無さそう(日産C27セレナやホンダ・ヴェゼル/ステップワゴンよりも登録されているのは意外)。

2023年モデルが発売されてから即受注停止となり、納期も中々安定しない状況で2023年5月以降から次期型(40系)に切り替わることが明らかになっていますが、果たしてこの状況で本当に生産できるのかどうかが気になるところです。


新型40系アルファードは発売前から大ヒットすることは間違いなさそうだ

via:Spyder7

現時点では具体的な発売時期や先行予約時期、そしてワールドプレミア時期なども一切明らかになっていない新型40系アルファードですが、ラージサイズミニバン市場では圧倒的な地位を確立していることは確実で、競合モデルのホンダ・オデッセイ(Honda Odyssey)は既に生産終了、そして日産エルグランド(Nissan Elgrand)もフルモデルチェンジの兆しが見えないことから、「発売前から大ヒットとなることは間違いなさそう」。

ただその一方で、現行30系アルファードの納期が全く進んでいないにも関わらず、おまけに2023年5月より次期型40系へと切り替わると云われているなかで、タイムリミットが迫っているなかで30系を全て捌き切れるのだろうか?という疑問もあったり。

現時点で全国のバックオーダーに対して何%の生産・出荷が完了しているのか、2022年11月末時点でのペースで、2023年5月の生産切り替えに間に合うのかどうか?さえも定かになっていないとのこと(トヨタディーラー談より)。

一部では次期40系アルファードの生産開始・発売時期を延期する?との噂も

そう考えると、一部では既に噂が浮上していますが、現行30系のバックオーダー分を全て捌き切るまで生産切り替えを延期する?といった情報や、30系納車待ちの顧客を優先的に40系へとスライドするようディーラーから提案するなど、様々な情報が展開されているものの、この辺りは不確かな情報が独り歩きしているので何とも言えないところ。

2ページ目:一部のトヨタディーラーでは、次期40系アルファードの販売方法を「抽選にするか否か」などの話が進められている?