トヨタ新型GRMN86が2024年以降にデビューとの噂!巨大リヤウィングやセンター2本出しマフラーで過激さをアピール…更に一部改良版・新型MIRAIも2023年12月に発売予定

何かと話題の新型GR86に続き、今度は更に刺激的な新型GRMN86の情報も?

2022年9月21日で早期的に受注一旦停止(オーダーストップ)となったトヨタのフルモデルチェンジ版・新型GR86。

一部報道では「2022年をもって生産を終了する?」との噂が浮上しましたが、実際のところは2023年モデルの年次改良を控えているため、その発売前までに生産すべき設定台数に対して受注数が到達してしまったことからの受注一旦停止であることが明確になっています。

既にトヨタディーラーには、メーカーからの通達で一部改良版・新型GR86の2023年モデルが生産されることがアナウンスされているため、2023年春頃に発表・発売される計画となっていますが、その一方でもう一つ注目されているのが、更なるハードコアスポーツモデルの新型GRMN86。

どうやらこのモデルが2024年以降にデビューするとの噂が浮上しているようです。


エクステリアは一目でGRMNとわかるような派手さで空力を徹底

国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、新型GRMN86の具体的な発表・発売時期までは明らかになっていないものの、早くともデビュー時期としては2024年以降とのことで、タイミング的にはGR86のマイナーチェンジに合わせてくる?ことが予想されます。

ベースとなるモデルは、もちろん新型GR86になりますが、スバル新型BRZと共有するプラットフォームは変わらずで、更なる剛性向上とGRMN特有のしっかりとした足回りを両立するため、エクステリアの差別化を図るだけでなく、走行フィールからステアリングフィールまで全く別物レベルの商品へと進化することが期待されているようです。

ちなみにエクステリアについては、マガジンXさんが作成したリヤクォータービューのみ(フロントマスクは公開されていない)レンダリング画像を参考にさせていただくと、巨大なブラックアクセントの固定式リヤウィングが装着され、マフラーは両サイド1本出しではなくセンター2本出しに集約。

エンジンは排気量2.4L 水平対向4気筒自然吸気のまま?

おそらく足回りやタイヤアルミホイールもGRMN専用に大幅アップデートされることが期待される新型GRMN86ですが、、その理由がパワートレインの大幅な見直しが難しいため。

元々発表・発売された新型GR86には排気量2.4L 水平対向4気筒自然吸気エンジンが搭載され、敢えてターボを設定しなかった理由が「ターボ化によってサポートが多くなり、その影響でコスト増が懸念される」からなのだそう。

これはトヨタ・スポーツ車両統括責任部長である多田哲哉 氏もコメントしていて、兄弟車であるスバル新型BRZも「ターボを搭載してしまうとBRZ本来のハンドリング性能や旋回性、そして低重心性が損なわれてしまう」ことを理由にターボ化を否定していました。

自動車税増を恐れず、敢えて排気量アップ&NA搭載に踏み込んだのは正解だったと思う

先代86のように排気量による自動車税の高騰を避けるため、2.0リッターNAを継続するのでは?もしくは若者のスポーツカー離れを防ぐために更なるダウンサイジングターボ化も検討されたのでは?という見方もありますが、敢えてそういった方向性とは異なり、2.4リッターNA本来の吹き上がりの良さや高回転型を採用することで、スポーツカー本来の素質を重要視したことが大きく影響していると思いますし、おそらくGRMN86も若干のパワーアップが施されることが期待されます。

2ページ目:新型GRMN86の価格帯はいくらぐらいになる?(2023年)新型MIRAIも発売予定!