もう巨大キドニーグリルも見慣れてきたかも…BMWがMの生誕50周年を記念する新型3.0 CSLを世界初公開!世界限定50台のみ&6速MTで、1970年代の”バットモービル”をイメージ

(続き)BMWのM生誕50周年を記念する特別仕様車3.0 CSLを見ていこう

引き続き、BMW新型3.0 CSLを見ていきましょう。

大きく張り出したブリスターフェンダーに加え、フロントが20インチ/リア21インチの前後異径となるセンターロック式鍛造アルミホイール(グロスゴールド塗装)を標準装備。

そしてタイヤはミシュラン製パイロットスポーツ4Sを装着しますが、今回の特別仕様車のためにサイドウォールに50周年を意味する”50”のエンボス加工が施されているのもグッド。

足回りについては、カーボンセラミックブレーキが標準装備され、電子制御ショックアブソーバーを備えたトラック重視のアダプティブMサスペンションも標準装備。

マフラーは刺激的な両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストパイプをインストール。

そして気になるパワートレインですが、排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載し、最高出力553hp/最大トルク550Nmを発揮。

最大トルクに関しては、新型M4コンペティションやM4 CSLと比較して100Nm低いものの、おそらくは3.0 CSL専用に設定される6速MTが影響しているからではないか?との推測もあるようです。


スパルタン且つオシャレなインテリアも見ていこう

そしてこちらが新型3.0 CSLのインテリア。

シートレイアウトは2シーターのみで後席は無し。

ステアリングホイールもアルカンターラ巻きで、12時部分にはホワイトのセンターストライプ付き。

そしてシートはフルカーボンバケットシートと非常に豪華で、ドアカードにはCFRPトリムを追加するなど軽量化も意識しているのが確認できます。

センターシフトはもちろん6速MTで、シフト先端のHパターンに”50”を表記するのもオシャレ。

世界限定50台のみの超希少モデル!

最後にこのモデルの販売台数ですが、50周年記念に倣って世界限定50台のみと非常に少なく、製造期間としては3か月間のみ(シリアルナンバーもしっかりと表記されるのでプレミア感も増すと思う)。

塗装作業には特定のプロセスが必要で、CFRPパーツの一部はハンドメイドですし、更に10日もかかる複雑なプロセスの中で、同じ数の生産ステーションで8回以上の組み立てサイクルを迎えるとのことですが、価格帯も相当に高額になることが予想されます。

【Inside BMW Group Classic – the BMW 3.0 CSL ‘Batmobile’ (E9)】

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Reference:motor1.com