日産の新型フェアレディZ(RZ34)GT4 Nismoが世界初公開!過激エアロパーツ採用で詳細仕様は2022年11月に発表。更に巨大キドニーグリルを装備したBMW新型XMも登場!
今回のプレスリリースはあくまでもエクステリアのみのようだ
2022年7月末で受注一旦停止となり、納期にして2年~3年と云われている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。
日産としては最後になるかもしれない内燃機関のみを搭載するピュアスポーツカーですが、このモデルをベースにした新型レーシングカーが2022年9月28日の午前8時に世界初公開されました。
今回発表されたのは、日産と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)との共同開発によって実現した新型フェアレディZ GT4。
NMCのNISMO Racing事業部が開発した新型フェアレディZ GT4は、ベースとなるRZ34の素性の良さを活かし、走行性能、安全性、耐久性、操作性を高次元でバランス一台とのことで、2022年6月に開催された富士24時間レースにテスト参戦した車両をベースに改良を重ね、プロドライバーたちの幅広い意見を取り込み、総合的に満足度の高いパフォーマンスを提供しているそうです。
新型フェアレディZ GT4のエクステリアをチェックしていこう
こちらが今回公開された新型フェアレディZ GT4。
公式発表前に公開されたティーザー画像の通り、ホワイトのボディカラーをベースにしつつ、レーシングカー専用のフロントチンスポイラーやサイドスカート、ダクト付きとなるフロントボンネット、そして巨大リヤウィングを装着。
ヘッドライト意匠や大口化した長方形基調のフロントグリルはそのままにしつつ、スポーティさとちょっとしたアクセントとしてレッドのサイドデカールが貼付され、更にドアサイドパネルには”GT4”のデカールもデカデカと貼付。
真正面から見てみるとこんな感じ。
フロントフードには”NISMO”のロゴデカールが貼付され、更にその目の前に新生”NISSAN”エンブレムも貼付。
フロントチンスポイラーだけでなくフロントカナードも設けられ、より強力なダウンフォースが期待されます。
サイドビューから見るフェアレディZ GT4の姿も魅力的。
レッドのデカールだけでなく、ボディカラーのホワイトを上手く活かしてチェッカーフラッグをイメージしたかのようなテクスチャー技術を用いるなどの、この辺りは日産のセンスが光るところ。
足もとにはデュアル5スポーク鍛造?アルミホイールらしきものが装着されていますが、スタンダードなversion ST/version Sの19インチよりも更に小さくも見えます。
新型フェアレディZ GT4の詳細仕様が明らかになるのは2022年11月1日のSEMAショー2022
そしてこちらはリヤクォータービュー。
巨大リヤウィングを固定するステーには肉抜きが施され、徹底的に軽量化が施されています。
ちなみに日産の公式プレスリリースによると、今回の新型フェアレディZ GT4 Nismoは以下のポイントに力を入れているとのことですが、具体的情報は2022年11月1日~4日にアメリカにて開催されるSEMAショー2022にて発表され、車両供給は2023年シーズンより開始予定とのいこと。
◇ベースのVR30DDTT型エンジンの素性の良さを活かしたエンジンチューニング
◇レース用に最適化したシャシーとサスペンション
◇レギュレーションの範囲内で最大限の性能向上を図った空力性能
◇居住性、操作性を最適化したコクピット
最後はリヤエンド。
フロント同様に、新生”NISSAN”エンブレムの直下には”NISMO”のデカールを貼付。
そしてリヤスポイラーには”GT4”が表記され、その直下のセンターブラックガーニッシュに”Z”のネームバッジを貼付。
ブラックのリヤロアバンパーには、レーシングホモロゲのバックフォグが装備され、マフラーは大口径タイプの片側1本出しをインストールしています。
【新型 Nissan Z GT4 発表】