何コレ凄い!ダイハツ・ロッキーのOEMモデルに日産スカイラインGT-R R34と同じミレニアムジェイドカラーに変更した猛者現る。更に日産マーチ/マイクラの後継EVはこうなる?

色々な経緯・背景があってのカスタムになるが、今回の例は賛同しかねる部分がある

2021年9月、マレーシアにおけるダイハツの合弁企業であるプロドゥアが、新型ロッキー(Daihatus New Rocky)をベースにしたOEMモデルのアティバ(Perodua New Ativa)を発表・発売しましたが、この個体をベースにしたユニークなカスタムモデルが登場。

マレーシアで開催されたAll About Wheels Auto Show 2022にて、参考出展された新型アティバのカスタマイズモデルですが、足もとには社外製鍛造アルミホイールが装着され、足回りも専用サスペンションをインストール、更には日産スカイラインGT-R R34のアノ有名カラーに変更したユニークなカスタマイズモデルとして注目されています。

この他にも、日産マーチ(Nissan March)/マイクラ(Micra)の後継車種となるであろう新世代ピュアEVはこうなる?というレンダリングも公開されているため、こちらも併せてチェックしていきたいと思います。


日産スカイラインGT-R R34のミレニアムジェイドに仕上げられたアティバは世界初

こちらが今回、All About Wheels Auto Show 2022にて出展されたアティバのカスタムモデル。

純正では見られない特殊なボディカラーに仕上げられ、足もとにはレイズ(Rays Volk Racing)製GT-Cツーピース鍛造アルミホイールが装着されています。

足回りに関しては、専用アジャスタブルサスペンションに変更することで純正よりも大幅にローダウンされていますね。

そしてこのモデルの最大の特徴がボディカラーなのですが、何と日産スカイラインGT-R R34やGT-R R35 T-Specにも採用されているミレニアムジェイドカラーにて仕上げられ、しかも全塗装ではなくフルカラーラッピングにて施工されているそうです。

このアティバは、オーナーの母親が所有していた愛車でもあったが…

おそらく世界に一台だけのワンオフ仕様となるアティバだと思われますが、このモデルを所有するEric Goh氏によると、2016年まで所有していた愛車を廃車にしてしまったとのことで、2022年初め頃に母親用として購入・納車されたアティバをカスタムしたそうですが、まさか母親もここまでカスタムされるとは全く予想もしておらず、Eric Goh氏に対し「今すぐもとに戻して!」と強く猛反対されたそうです。

簡単に言えば、親の所有物を「親の許可なし」にカスタムされたモデルなので猛反対されるのは当然と言えば当然なのですが、今もなおカスタムが継続されているということは、親も様々な経緯を経て許可した可能性はあるものの、なぜその流れになったかは全くもって不明。

もしかしたらEric Goh氏が親の車を購入し、親に別の車を提供、もしくは同じ仕様のアティバを購入した可能性も考えられそうですが、それなら最初からアティバを購入しておけば良かったのでは?とも思ったり。

ちなみにこのラッピングは、マレーシアに拠点を置くSwitchd社が開発したウルトラグロス・ミレニアムジェイドフィルムを施工したもので、まさにスカイラインGT-R R34のミレニアムジェイドと同じ色合いに実現した特殊なフィルムラップなのだそう。

カスタム費用は不明ながらも、アティバに施工した例は聞いたことが無く、今後このような珍しい例は存在しないのではないかと予想されます。

ダイハツ・ロッキーのOEMモデルといえども、ボディサイズは3ナンバー相当

ちなみにプロドゥア・アティバは、先述の通りダイハツ・ロッキー/トヨタ・ライズと同じDNGAプラットフォームを採用したOEMモデルで、パワートレインは排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載。

立ち位置としてはAセグメントSUVですが、ボディサイズは全長4,065mm×全幅1,710mm×全高1,635mmとなるため、日本規格でいうところの3ナンバーに該当します。

2ページ目:日産マーチ/マイクラの後継車種はこうなる?というレンダリングが公開!