レクサスIS/GS/RCが8万台超えの大量リコール!燃料タンクからガソリンが漏れる恐れ?この他トヨタ・アベンシスやフォード・マスタング、フェラーリSF90もリコール

エアバッグ関連の不具合は避けようがない

トヨタ・アベンシス/アベンシスワゴンの2車種・計5,415台にリコール。

不具合内容としては、運転者席用二段展開制御式エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度変化による吸放湿の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがあるとのこと。

そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、市場回収品の調査結果より明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[アベンシス]
・UA-AZT250, CBA-AZT250/AZT250-0001016~AZT250-0036216/平成15年 8月28日~平成18年 6月23日/2,366台

・CBA-AZT251/AZT251-0001001~AZT251-0004807/平成17年 8月 1日~平成18年 6月23日/315台

・UA-AZT255, CBA-AZT255/AZT255-0001003~AZT255-0006021/平成15年10月30日~平成18年 6月 8日/545台

・UA-AZT250W, CBA-AZT250W/「アベンシスワゴン」 AZT250-0001001~AZT250-0035935/平成15年 9月12日~平成18年 6月15日/1,498台

・CBA-AZT251W/AZT251-0001007~AZT251-0004811/平成17年 8月 1日~平成18年 6月23日/247台

改善措置としては、全車両、エアバッグアッセンブリを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


使用過程における劣化により、ブレーキペダルバンパーが破損する恐れあり

続いては、フォード・マスタングの1車種・計585台にリコール。

不具合内容としては、ブレーキペダルにおいて、ゴム製のブレーキペダルバンパーの材質が不適切なため、耐久性が不足しているとのこと。

そのため、使用過程おける劣化等によりブレーキペダルバンパーが破損し、脱落することがあり、その場合、ブレーキランプが継続的に点灯し、またブレーキペダルを踏まなくてもエンジンが始動できてしまい、パーキングからシフトできるため、意図せずに車両が動き、最悪の場合、事故に繋がるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に2件の不具合が発生しており、本国メーカーからの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[マスタング]
・不明/1FA6P8TH9F5307447~1FA6P8TH2F5435299/平成 26 年 10 月 3 日 ~ 平成 27 年 7 月 20 日/585台

改善措置としては、全車両、ブレーキペダルバンパーを対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。

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