放火被害の「シャコタン&族車仕様&竹槍マフラー」マツダRX-8に続報!被害を受けたインスタグラマーに度重なる誹謗中傷…消防局などの調査結果「意図的な火災」と断定するも調査終了

あの有名インスタグラマーのスタンス仕様マツダRX-8に続報が!

先日、海外の有名インスタグラマーでお馴染みLuke(@stancypants)さんが所有するマツダRX-8が、何者かによって放火被害を受けたとして、フロントエンジン周りを中心に燃えた画像を公開し話題となりました。

画像を見ての通り、LukeさんのRX-8はシャコタン(鬼キャン)&族車仕様&竹槍マフラーをインストールした日本の昭和の改造車をイメージさせる過激カスタムモデルで、この画像と共に”挑発的な投稿”を繰り返すことでも非常に有名でした。

今回の放火被害については、もしかすると彼に対して大きな憎しみを持った人物による犯行ではないか?とも云われていましたが、その後インスタグラムの投稿を見た閲覧者からは「自分で放火して被害者面するなよ」「こんな酷い改造するから、配線不良などで火災が起きただけじゃないの?」といった心無いコメントも。

被害報告後、LukeさんのSNS並びにDM(ダイレクトメッセージ)には励ましのメッセージが多数届く一方で、殺害予告を示唆する内容や上記含む誹謗中傷のメッセージも多数送られてきたそうです。


地元消防局が今回の一件を調査 → 「意図的な火災」であることが判明

こちらが今回、放火被害を受けたというLukeさんのマツダRX-8。

確かにフロントエンジン周りを中心に燃えた痕が確認できますが、これだけでは「エンジン周りの配線不良で偶発的に燃えた」だとか「オイルが漏れて燃えた」と判断するのは難しいところ。

ちなみに今回の一件について、地元のレントン地域消防局(Renton Regional Fire Authority)が調査を実施したところ、どうやら火災の原因は「エンジン損傷」によるものではなく、「意図的な火災」だったことが判明。

つまり、何者かの放火によって発生したものである可能性が高いわけですが、残念ながらその放火犯が誰なのか?どういった経緯でこのような事件が起きたのか?については一切不明。

海外カーメディアRoad&Trackでも公開されたレントン地域消防局の報告書の一部を見てみると、「火災はエンジン領域で発生したと付け加えたが、熱源や最初に着火したアイテム、最初に着火した物質の種類、および発火に寄与した人的要因などのセクションは全て不明としている」と記載。

レントン地域消防局の調査はこれにて終了

「意図的な火災」と記載しながらも、「発火に寄与した人的要因は不明(厳密にはセクションに記載無し)」とまとめ、そのレポート内容並びに調査を終了してしまったことには驚き。

あくまでもレントン地域消防局としては、「偶発的な火災」だったのか「意図的な火災」だったのかを調査するだけのレポートだったため、その先の調査は範囲外(警察などが対応)と判断したのだと思われますが、それでも犯人の手掛かり一つ掴めず時間だけが過ぎていくのは何とも悔しいところ。

監視カメラにも犯人を特定できる確たる証拠は無し

ちなみに放火被害を受けた現場では、監視カメラは設置されていたものの、放火の瞬間の映像も無ければ、RX-8にもドライブレコーダーが搭載されていなかったため確たる証拠は一切無し。

Lukeさんによると、監視カメラから疑わしい行動をとる人物が複数人確認できたとの報告はあるものの、これからその人物を特定することにまた時間がかかりそうですし、仮に犯人ではなかったときの次のステップを考えるだけでも、相当な体力と精神力が必要になるかと思われます。

2ページ目:長年コレクションカーとして集めてきたフェラーリなど80台が僅か一晩で燃える事件が発生?