トヨタ新型bZ Compact SUVの主要諸元が一部判明!全長は新型ハリアーよりも100mm短いが、全幅は1,888mmと全くコンパクトではなかった件
新型C-HRプロローグに続き、bZ Compact SUVの新たな情報がリリース
2022年12月5日、トヨタはフルモデルチェンジ版・新型C-HRプロローグ(Toyota New C-HR Prologue)のティーザー画像を公開しましたが、これに合わせて過去に発表された新型bZ Compact SUVの最新画像並びに主要諸元の一部を公開しました。
2022年11月にアメリカ・ロサンゼルスオートショーにて実車デビュー後、今度はベルギー・ブリュッセルにて欧州初デビューを果たしたbZ Compact SUVですが、今回新たになったのはボディサイズや一部主要装備。
相変わらず日本の自動車メーカーでありながら、日本市場でのデビューは後回しで「日本でのデビューの可能性すら低い?」と思わせるほどの優先度の低さですが、果たしてこのモデルが量産モデルとして世に登場するのはいつ頃なのかも非常に気になるところです。
ボディサイズはそこまでコンパクトじゃなかった件
まず今回明らかになった新型bZ Compact SUVのボディサイズを見ていきましょう。
ボディサイズは全長4,538mm×全幅1,888mm(サイドミラーを除く)×全高1,560mmと、全長は少し短めながらも、全幅はかなりワイド。
参考までに、トヨタのSUVモデルのボディサイズと比較してみると…?
◇bZ4X:全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,650mm
◇ハリアー:全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm
◇RAV4:全長4,600mm~4,610mm×全幅1,855mm~1,865mm×全高1,685mm~1,735mm
◇カローラクロス:全長4,490mm×全幅1,825mm×全高1,620mm
◇現行C-HR:全長4,385mm~4,390mm×全幅1,795mm×全高1,550mm~1,560mm
全長はカローラクロスとRAV4の中間的なサイズ感で、全幅はbZ4Xよりもワイド、そして全高はC-HRと概ね同じとのことで、様々なセグメントのSUVをミックスしたようなサイズ感。
全長と全高はコンパクトSUVのカテゴリーに入るとは思いますが、全幅はランドクルーザープラドの1,885mmよりも更に+3mmワイドなので、この部分のサイズ感がネックになりそうですね。
フロントマスクは新型C-HRプロローグのピュアEV版?
ちなみにフロントマスクは、新型C-HRプロローグをピュアEVチックに変更したような顔つきで、フロントグリルはシャープでクリーンに、そしてC-HRプロローグには無かったセンター一文字のLEDライトが追加装備されています。
トヨタ新型プリウス(New Prius)も”コ”の字型LEDデイタイムランニングライトが装備され似たような顔つきではありますが、今後のトヨタのデザイン言語も、このように先進的なデザインになる可能性が高く、そして”コ”の字型LEDデイライトの直下には、単眼Bi-Beam LEDヘッドライトや四眼LEDヘッドライトなど、オプションによってヘッドライト意匠も異なってくるのかもしれません。
トヨタのトレンド装備になりそうな21インチ大口径アルミホイールとフェンダーモール
こちらはサイドビュー。
筋肉質でコンパクトなフォルムはC-HRプロローグにそっくり。
そして足元には、ここ最近トヨタの主要装備の一部にもなっている大口径21インチタイヤアルミホイールと、フロント・リヤフェンダーモールを装備。
21インチアルミホイールが全グレード標準装備なのかは不明ですが、これだけ筋肉質なエクステリアだと、19インチ以下では少し物足りない印象になってしまうかもしれませんね(おそらく全高も更に低くなりクーペ風になってしまう?)。