【価格は日本円で約391万円から】フルモデルチェンジ版・(米)トヨタ新型プリウスのグレード別価格帯が一足早く公開!なお日本仕様の価格配信は遅れる模様

為替の影響があるとはいえ、結構強気な価格設定だな…

日本でも2023年1月10日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)ですが、今回一足早くアメリカ市場向けのグレード別価格帯が明らかになりましたので紹介していきたいと思います。

日本市場向けのグレード別価格帯については、当初2022年12月20日に配信される予定で、それに合わせて見積もり作成も可能になる予定でしたが、メーカー都合により2023年1月初めに変更されるそうです(ディーラー談より)。

早速、アメリカ市場向け新型プリウスのグレード別価格帯と、グレード別でのメーカーオプションと価格帯についてチェックしていきたいと思います。


アメリカ向け新型プリウスのグレード別価格帯はこうなっている

早速新型プリウスのグレード別価格帯を見ていきましょう。

今回公開されているのは、排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載するハイブリッド(HEV)モデルのグレードと価格帯で、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルのグレードと価格帯は遅れて発表される予定とのこと。

HEVモデルのグレード構成としては、エントリーグレードLEと中間グレードXLE、上位グレードLimitedの3種類で、各グレードに前輪駆動[2WD]/四輪駆動[AWD]が設定されています。

【(2023年)アメリカ向け新型プリウスのグレード別価格帯一覧】

◇LE:[2WD]27,450ドル(日本円に換算して約372万円)/[AWD]28,850ドル(日本円に換算して約391万円)

◇XLE:[2WD]30,895ドル(日本円に換算して約419万円)/[AWD]32,295ドル(日本円に換算して約437万円)

◇Limited:[2WD]34,465ドル(日本円に換算して約467万円)/[AWD]35,865ドル(日本円に換算して約486万円)

※1ドル=135.46円に換算(2022年12月15日時点での為替を参照)

以上がアメリカ市場向けとなる新型プリウスのグレード別価格帯となります。

為替の影響があるとはいえ、日本円で換算すると約372万円~約486万円は中々に高額ですね。

日本市場向けに関しては、排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッド(HEV)モデルもラインナップされるため、エントリーグレードXでも約270万円~約290万円ほどになるのではないかと推測しています(2.0L HEVは約330万円~約380万円と予想)。

参考までに、日本仕様の新型プリウスのグレード構成は以下の通り。

【(2023年)新型プリウスのグレード構成一覧】

[1.8L HEV]

◇エントリーグレードX[2WD/E-Four]
※法人向け

◇上位グレードU[2WD/E-Four]
※KINTO(キント)専売

[2.0L HEV]

◇エントリグレードG[2WD/E-Four]

◇上位グレードZ[2WD/E-Four]

[2.0L PHEV]

◇Z[2WDのみ]

グレードラインナップは豊富ですが、一方で1.8L HEVのエントリーグレードXは法人向けなので一般では購入不可、上位グレードUも個人での購入は可能ですが、サブスクリプションサービスKINTO専売ということもあり契約には厳しい制約があります。

となると、個人で現金一括/銀行ローン/残クレでの購入・契約が可能で、選択の幅が広いのは2.0L HEVか2.0L PHEVの何れかになってしまいます。

グレード別主要装備については、関連記事にもまとめていますので参考にしていただけますと幸いです。

2ページ目:アメリカ新型プリウスのメーカーオプションは意外と少ない?