タイトヨタが設立60周年記念式典を開催!更にピュアEVピックアップトラックの新型ハイラックスRevo BEVとIMV 0コンセプトをサプライズ発表!

2021年12月のEV戦略以来となる新たなピュアEVモデルが登場!

2021年12月に、トヨタが衝撃的ともいえるピュアEVモデル15車種を発表してから1年が経過しましたが、2022年12月14日にトヨタのタイにおける車両販売・生産会社であるトヨタモータータイランド(Toyota Motor Thailand Co., Ltd.)が設立60周年を記念し、タイ・バンコクにて記念式典を開催しました。

本式典においては、来賓としてスパッタナポン・パンミーチャオ・タイ王国副首相 兼 エネルギー大臣をはじめ、政府関係者やサプライヤー、ディーラー、現地関係者などが出席し、またトヨタからは豊田章男 CEO、タイトヨタから山下典昭 社長など、約1,500名が出席したとのこと。

そして今回の式典でのサプライズとして、2台のピュアEVピックアップトラックが世界初公開され大きな話題となっています。

具体的にどういったモデルなのかチェックしていきましょう。


発売時期は2024年以降!ピュアEVピックアップトラックがサプライズ出展!

こちらが今回、タイにてサプライズ出展されたというピュアEVピックアップトラック2台。

左側が新型IMV 0コンセプトで、右側にあるのが新型ハイラックスRevo BEVコンセプトになります。

何れのモデルも、豊田CEOは「正式な発売は1年以上先(2024年以降)」と説明し、今後あるべきクルマの未来を体現していると説明。

ちなみにその一つとして、移動の自由や経済成長をサポートするクルマであることが挙げられ、もう一つはカーボンニュートラルとより良い地球環境の実現に貢献するクルマであることを示しています。

どこか保守的なデザインにも見える新型ハイラックスRevo BEVコンセプト

改めて新型ハイラックスRevo BEVコンセプトを見ていきましょう。

画像にもある通り、2ドアスタイルでキャビンは2人乗りであることからシングルキャブであることが確認できますが、荷室スペースが大きく設けられていることから、プライベート車両としてだけでなくビジネスモデルとしても幅広く活用できそうな一台に。

具体的なスペックなどは公表されていませんが、トヨタがピュアEVモデル用として開発コストをかけてきたe-TNGAプラットフォームとは異なることも考えられそう。

一目でピュアEV版ハイラックスと分かるフロントマスクですが、助手席側のフロントフェンダーには、充電ポートらしきものも確認できますね。

こちらはリヤクォータービュー。

テールランプは縦型基調とシンプルですが、現時点でこのスタイルのまま市販化されるかは不明で、あくまでもコンセプトモデルとして、ガソリンモデルをベースにしつつコンサバなデザインにまとめてきた可能性も高そう。

トヨタは既にEVピックア ップトラックを発表済みだが…?

ちなみにこちらは、2021年12月にトヨタが発表したEVピックアップトラック

顔つきは新型タンドラ(New Tundra)のピュアEV版といったところですが、サイズ感からすると次期タコマ(New Tacoma)のピュアEV版ということも考えられそうなので、おそらく今回のハイラックスRevo BEVコンセプトとの直接的な関係性は無いのかも?

とはいえ、数少ないピックアップトラックにそれぞれ独自のピュアEV専用プラットフォームを採用するとも考えにくく(開発期間やコストの関係から…)、もしかするとピュアEVピックアップトラック専用のプラットフォームやバッテリーを採用することも考えられるかもしれませんね。

2ページ目:新型IMV 0コンセプトは”あのモデル”がモチーフになっている?