タイトヨタが設立60周年記念式典を開催!更にピュアEVピックアップトラックの新型ハイラックスRevo BEVとIMV 0コンセプトをサプライズ発表!

もう一つピュアEVピックアップトラックのトヨタ新型IMV 0コンセプトとは?

続いては、トヨタ新型IMV 0コンセプトのエクステリアを見ていきましょう。

先程のカラードバンパーの面積が大きかったハイラックスRevo BEVに比べて、IMV 0コンセプトは無塗装ブラックの樹脂クラッディングの面積が非常に大きく、より商用チックでオフロード志向のエクステリアにまとめられています。

ただヘッドライト意匠は、近未来的にも見える水平基調のLED二眼ヘッドライトを搭載したり、ハイラックスに比べるとかなり攻めたテイストであることがわかりますね。

こちらはリヤクォータービュー。

まだ開発段階にあるからなのか、最終的なデザインが決まっていないからなのかは不明ですが、ハイラックスに比べるとデザインの改良・修正が必要にも感じられますし、今後量産モデルに向けてどのようにブラッシュアップしていくのか注目です。


IMV 0コンセプトは、初代キジャンがモチーフになっている?

そして今回発表されたIMV 0コンセプトですが、「何かどこかで見たことあるデザインだなぁ」と考えていたら、過去にトヨタが東南アジアやインド、南アフリカ等にて販売していたピックアップトラックのキジャン(Kijang)にそっくり。
※キジャンはインドネシアにおける車名であり、マレーシアではウンセル(Unser)、台湾とベトナムではゼイス(Zace)、フィリピンではタマラオ・レボ(Tamaraw Revo)、インドではクオリス(Qualis)、南アフリカではコンドル(Condor)という車名

もしかすると、原点回帰も含めてキジャンのピュアEV版という解釈で開発が進められているのかもしれませんね。

現時点では、本当にキジャンがモチーフになっているかは不明ですが、リヤクォータービューもその面影がありますし、個人的にはこういったマニアックで昔ながらのモデルを現代的な解釈で取り込むというのは大賛成。

今のところタイ市場向け以外での市販化に関する情報は無いものの、各国のニーズに対応した形でピックアップトラックが導入される可能性も高そうですし、アメリカはサイズ感やパワー感も考慮したEVピックアップトラックが導入されるかもしれませんね。

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Reference:Toyota, CARBUZZ