【価格は日本円で約666万円】中国トヨタが新型GR86の特別仕様車10th Anniversary Limitedを2022年12月25日に発売スタート!なお国内向けは2023年春頃に一部改良版を発売予定

日本では期間限定販売だったが、中国では限定86台のみの希少モデル

トヨタが2022年7月24日に発表&期間限定版として注文を受け付けた新型GR86の特別仕様車10th Annivesary Limited。

スバルBRZとの共同開発によって実現した86の生誕10周年を記念する特別仕様車で、ボディカラーは特別なフレイムオレンジのみを採用していますが、あまりの人気っぷりに当初の販売期間から1か月以上早く受注停止しました。

従来の新型GR86に比べて、早い方だと2022年末に納車可能というメリットもあり、更には昨今の国産スポーツカー市場の盛り上がりも手伝って即受注停止になったのだと推測されますが、この特別仕様車が中国でも僅か86台の台数限定で販売されることが明らかとなりました。


中国トヨタがクリスマスに特別仕様車GR86 10th Anniversary Limitedを発売!

こちらが今回、中国トヨタが2022年12月25日のクリスマスに販売したという新型GR86 10th Anniversary Limited(中国ではGRブランドを導入して2年が経過)。

上述にもある通り、販売台数は車名にかけて僅か86台のみの販売で、車両本体価格も34.86中国元(日本円に換算して約666万円)と中々に高額。

中国元での価格帯においても、車名の「86」、そしてそれらを半分にした「43」を価格帯に上手く反映させるというユニークな価格設定にできたのも中国だからだと思います。

パワートレインは、排気量2.4L 水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力234hp/最大トルク250Nmを発揮、トランスミッションは6速AT/6速MTの何れかから選択が可能とのこと。

中国ではフレイムオレンジを「ドーン」という名称でラインナップ

そして日本で販売された特別カラー・フレイムオレンジですが、中国では「ドーン(中国表記:拂晓)」という名称にてラインナップされるそうです(意味は「夜明け」)。

この他エクステリアデザインについては、オレンジカラーの良さを引き出すためにブラックのアクセントカラーを追加し、更に足元には18インチのブラック塗装仕上げの「中空彫り」を採用したシングルスポークアルミホイールを標準装備。

フロントマスク自体に大きな変更は無く、単眼タイプのLEDヘッドライトやL字型LEDデイタイムランニングライトも標準装備。

内装も基本的に日本仕様と同じで、ブラックを基調としつつオレンジのセンターストライプやカラードステッチを縫合した専用デザイン。

そして内ドア部分や足もとには、10th Anniversary Limitedの刺繍も施される予定です。

メーターデザインも基本的に共通の7インチLCDインストルメントパネルが採用され、ステアリングホイールは3スポークの多機能型を標準装備。

ナビゲーションディスプレイについては、8インチのマルチメディアスクリーンが搭載される予定ですが、標準装備なのかメーカーオプションなのかは不明です。

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