【価格は日本円で約666万円】中国トヨタが新型GR86の特別仕様車10th Anniversary Limitedを2022年12月25日に発売スタート!なお国内向けは2023年春頃に一部改良版を発売予定

生産終了と噂されたトヨタ新型GR86だが、2023年春頃に一部改良版として発売予定!

先程は中国市場向け新型GR86 10th Anniversary  Limitedの情報をお伝えしましたが、ここからは日本仕様の新型GR86についてチェックしていきましょう。

2022年9月末に突如として受注一旦停止となった新型GR86ですが、一時期SNSでは「生産終了」との噂が浮上しました。

しかしながら、私がいつもお世話になっているトヨタディーラーに取材させていただいたところ、「2023年春頃に一部改良する予定なので、生産終了するといった話はメーカーから来ていない」と否定。

そして2024年モデルの一部改良版・新型GR86については、早くとも2023年1月~2月頃に具体的な情報が展開される予定とのことですが、今のところブライトブルーが復活するといった話は無いようです。


新型GRMN86は2024年以降に発売予定との噂だが…

そしてもう一つ気になるのが、新型GRMN86はデビューするのかどうか?ということ。

これについては、国内自動車情報誌マガジンXさんでも報道している通り、早くとも発売時期は2024年頃で、私がお世話になっているトヨタディーラーでも、2023年の販売スケジュールにはGRMN86の記載は無かったそうです。

GRMN86については、GR86/BRZのコンセプトにもある通り、低重心化を重要視したエンジンレイアウトになっているため、ダウンサイジングターボやGRMNヤリスなどの排気量1.6L 直列3気筒ターボエンジンは搭載されず、排気量2.4L 水平対向4気筒自然吸気エンジンをキープし、若干のエンジン出力向上や空力を向上させるエアロパーツに注力することが予想されています。

ちなみにGR86/BRZの時点で、ターボ化を見送った背景には「コスト増」という問題もありましたが、これについてはトヨタ・スポーツ車両統括責任部長である多田哲哉 氏もコメントしていて、兄弟車であるスバル新型BRZも「ターボを搭載してしまうとBRZ本来のハンドリング性能や旋回性、そして低重心性が損なわれてしまう」ことを理由にターボ化を否定していました。

新型GRMN86の価格帯はどうなる?

そうなると、GRMN86って一体どれほどの価格帯になるの?というのが一番注目ポイントだと思いますが、既に発表されているGRカローラRZ/モリゾウエディション同様に、決して台数の出るモデルでないことは確実ですから、その分開発費を回収するためにも車両本体価格は大幅に値上げすることが予想されます。

GR86で279.9万円~351.2万円という低コストに抑えている一方、GRMN86ともなれば最低でも500万円以上になりそうですし、GRMNヤリスの例を見るように700万円~1,000万円という線も考えられるかもしれませんね。

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参考:Autohome