ホンダの2023年1月時点での工場出荷・納期がヤバイ?フルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンやシビックe:HEV、ヴェゼル、フィットは「2024年以降」。タイプR(FL5)のカーボンスポイラーは「7か月以上」

2023年に入ってから、主力モデルの多くが「1年程度」の長納期になっているようだ

これまで定期的に公開してきたホンダの工場出荷・最新納期情報ですが、いつもお世話になっているホンダディーラーより、新たに2023年1月「一発目」となる情報が入ってきましたので早速ご紹介していきたいと思います。

あくまでも私がお世話になっているエリアでの情報になるため、販売エリアや地域、販売規模によって情報が異なる可能性もありますから参考程度にしていただけますと幸いです。

ちなみに2022年最後にご紹介したホンダ公式サイトの工場出荷目途一覧では、新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)が「1年以上」に対し、シビックe:HEVやZR-V e:HEV、ステップワゴンといった主力モデルたちが「1年程度」へと変更されていました。

2023年1月に入ってから具体的にどれぐらいの納期となっているのか?チェックしていきましょう。


新型シビックタイプR(FL5)は最低でも2年以上

まずはホンダのラインナップモデルで最も長納期となっている新型シビックタイプR(FL5)ですが、こちらは2022年1月上旬時点で購入・契約しても納期は「B/O(バックオーダー)」のままとなるため、最低でも2年以上かかる予定とのこと。

一部SNSなどの噂では3年~5年といった情報がありますが、ホンダメーカーからディーラーに配信された情報によれば、2023年1月下旬の受注一旦停止前までにオーダーが入った車両に関しては、2025年下期までに生産・出荷・納車される予定とのこと。

あくまでもホンダとしては、2026年の騒音規制フェーズ3対応までに、現状の仕様を顧客に提供できるような体制で生産を進めているのではないかと予想されます。

DOPのカーボンテールゲートスポイラーは「7か月以上」

そして、あまりにも売れ過ぎてしまって異例の「在庫不足&長納期」状態となっているカーボンテールゲートスポイラーですが、こちらはイタリアにてオールハンドメイドでの生産となるため、どうしても長納期化してしまうとのことで、2023年1月時点で注文した場合、最短でも2023年8月以降の納品を予定しているそうです。

ただ「受注停止はしていない」とのことで、引き続き注文を受け付けているものの、シビックタイプR(FL5)の受注一旦停止に伴い、パーツ類も同時のストップしてしまうのかは不明です。

何と新型シビックe:HEVやシビックガソリンも1年以上に?!

ちょっと驚きだったのは、スタンダードグレードとなる新型シビックガソリンやシビックe:HEVモデルも長納期化しているということ。

具体的には、2023年1月に購入・契約した場合、シビックガソリンの6速MTモデルが2024年2月以降、デュアルモーター搭載のハイブリッドe:HEV版となるシビックe:HEVが2024年3月以降とのことですが、なぜシビック[6速MT]までも長納期化しているのかが気になる所ですよね。

これはあくまでも推測ですが、シビックタイプR(FL5)納車までのつなぎ、もしくは練習用として購入しているのではないか?と考える一方、スタンダードなシビックに使用されているパーツを、タイプR(FL5)に優先的に使用しているからではないか?とも考えています。

2ページ目:新型ステップワゴンやヴェゼルも軒並み「1年以上」に?そしてNシリーズで最も長納期化しているのはN-BOXではない?