【悲報】PHEVはもっと納期ヤバかった…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスPHEVのオプション「ソーラー充電システム」を選択すると「納期 約2年」は覚悟。オプション価格は約29万円

新型プリウスは発売されてから色々な意味で話題が絶えない

2023年3月に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウスPHEV(Toyota New Prius)。

既にハイブリッドモデルとなるプリウス1.8L HEV/2.0L HEVが2022年1月10日に発表・発売済ですが、前回のブログでもお伝えの通り、一般販売されているプリウス2.0L HEVに関しては、販売店によっては(発売されて2週間も経過していないのに)2024年7月以降と「納期1.5年以上」となっています。

ちなみに私がお世話になっているトヨタディーラーでも、2.0L HEVモデルに限り既に2023年の生産枠は既に埋まっていて、2023年1月24日に購入・注文した場合でも2024年夏頃に納車できるかどうか…といったところ。

一方でサブスクリプションサービスKINTO(キント)専売となっている1.8L HEVのUグレードに関しては、2023年冬頃には納車可能とのことですが、顧客の多くがKINTOで契約する場合のメリットがほとんど感じられず、一般販売(キャッシュ一括やローン、残クレ等)の2.0L HEVに流れているようです。


新型プリウスPHEV本命の方はいくつか注意してほしいポイントがある

ハイブリッドモデルの納期問題で何かと騒がれている新型プリウスHEVですが、もう一つ注意しておきたいのが、2023年3月に発売予定のプリウスPHEV。

前回のブログにて、PHEVの車両本体価格が4,600,000円(税込み)であることや、グレード構成はZグレード[2WD]と実質1種類のみであることもお伝えしましたが、ここで今回新たに注意してほしいのがメーカーオプションです。

パノラマルーフだけでなく、ソーラー充電システムは更に長納期の要因になっている

プリウスPHEVとプリウスHEVで共通のメーカーオプションとしてラインナップされているパノラマルーフ(手動サンシェード付き)ですが、これを装備するとなるとパノラマルーフ非装着よりも+2か月ほど納期遅れになることをお伝えしました。

しかし、プリウスPHEV専用のメーカーオプションとなるソーラー充電システムを選択すると「納期が1年どこか2年以上の恐れもある」とのことで、オプション選びにはかなり慎重になった方が良いかもしれません。

各販売店に振り分けられるソーラー充電システム有りの枠は僅か一桁台

っというのも、ソーラー充電システムのオプションを装備するとなると、各販売店もしく各エリアに割り振りされる台数が1年間で一桁台とのこと(エリアによってはまた異なるかもしれないですが…)。

ちなみに私がお世話になっているトヨタディーラーだと、ソーラー充電システム付のプリウスPHEVは、2023年で僅か「1台のみ」の割り振りなので、この枠を逃してしまうと2024年以降に。

販売チャネルや販売エリアによっても振り分けは大きく異なるとのことから、もしかすると2023年3月の発売時点では「オーダー数次第では受注一旦停止」ということも十分に考えらえるかもしれませんね。

そもそもPHEVモデルの生産能力自体、HEVよりも少ない恐れがある

っというのも、まだそこまで半導体不足が深刻化していなかった2020年6月、RAV4 PHVが発売されたものの、リチウムイオンバッテリー不足などが要因で1ヶ月も経たないうちに受注一旦停止となった背景がありました。
※トヨタ公式も「新規搭載バッテリーの生産能力を、大幅に上回る注文があったため」と説明

おそらくプリウスPHEVも、プリウスHEVに比べてバッテリーの生産能力も鑑みて目標月産台数を少なく設定していると思われますし、確かに車両本体価格も460万円(税込み)と高額ではあるものの、それでもPHEVを堪能したいというユーザーは非常に多いと思いますから、2023年1月中旬時点で見積もりが解禁となっている多くのトヨタディーラーでは、既に多くの予約が入っていると思います。

2ページ目:ソーラー充電システムのオプション価格は?新型プリウスPHEVを購入する上で注意しておきたい6つのポイントとは?