もしかして特別仕様車Proto Specの生産全て終わった?ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)標準グレードの納車がようやく進むようだ

少しずつではあるが、新型フェアレディZ(RZ34)の納車報告も増えてきている

2022年夏頃に発売されるも、1ヶ月も経たないうちに同年7月末で受注一旦停止となってしまった日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

私もversion ST[9速AT+パドルシフト付]のセイランブルー×スーパーブラックルーフの個体を購入・契約済みで、ようやく仮納期も明らかとなりました。

本モデルの生産・出荷・納車の順序としては、一部販売店の試乗車・展示車となるデモカー枠が優先となり、その後2022年末~2023年初め頃にかけて日本抽選限定240台のみとなる特別仕様車Proto Spec(プロトスペック)、そして2022年度枠&500台のみとなる標準グレード(ベースグレード/version S/version T/version ST)が順次生産される流れとなりますが、どうやらProto Specが240台全て生産完了した可能性が高そうです。


特別仕様車Proto Specの納車報告も多数頂いており、標準グレードの出荷・納車予定の報告も頂いている

っというのも、当ブログの読者様で新型フェアレディZ(RZ34)を契約済の方々からの情報によると…

◇Proto Specが2022年2月上旬にようやく納車されました

◇ディーラーからの連絡で、注文してたベースグレード[6速MT]の出荷時期が出たそうです。納車時期も2023年2月末とようやく明らかになりました

◇version ST[6速MT]納車待ちですが、2月上旬に出荷され、2月末~3月上旬に納車予定です

◇ベースグレード[6速MT]納車待ちです。既に出荷されて2月中には納車されます

◇version S[6速]納車待ちですが、1月下旬に出荷され、2月中に納車予定です

といった内容が増えてきました。

2023年1月頃は、特別仕様車Proto Specの納車報告が50件以上と圧倒的に多かったのですが、同年2月に入ってからは標準グレードの出荷情報や具体的な納車時期などの報告が増えてきたので、おそらくProto Specの生産は既に完了していて、いよいよ2022年度分の500台の生産が本格的にスタートしているのだと考えられます。

新型フェアレディZ(RZ34)の先行仮予約がスタートして約1年

ここに来るまでの道のりは想像以上に長く、そもそも日本市場向けのグレード別価格帯が明らかになったのは2022年4月末で、まだ価格などが判明していない段階での先行仮予約は2022年2月~3月頃からスタートと記憶していますから、そう考えると先行予約から既に1年が経過していることになるんですね。

2023年2月辺りから初回生産枠500台分の生産・出荷・納車が本格的に進められる一方で、そもそもこの500台分が2022年度までに全て生産できるのかも微妙なところに来ていますが、そうなってくると今度は2023年度分の生産枠は何台になるのか?全国のバックオーダー約6,000台(Proto Specは除く)を捌き切るのにどれだけの期間がかかるのか?が一番気になるところだと思います。

2ページ目:単純計算でもフェアレディZ(RZ34)を全て生産するのに5年~6年かかる?