【悲報】日産の新型車の納期が大変なことに。フルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(T33)やキックスは半年以上遅延…ルークスやノートなども受注停止に
日産ディーラー「ほとんど受注停止で売る車がない」
部品供給不足や半導体不足で新車の納期が遅れているメーカーも多く、そのなかでも日産はかなり苦しい状況に立たされていますが、2023年2月中旬時点での既存ラインナップに関する受注状況や納期などについて取材させていただきました。
2020年に3代目(E13型)としてフルモデルチェンジを果たした新型ノート(Nissan New Note)から始まり、その後3ナンバープレミアムコンパクトの新型ノートオーラ(New Note Aura)/ノートオーラニスモ(New Note Aura NISMO)で勢いをつけ、その後はビッグマイナーチェンジ版・新型キックスe-POWER(New Kicks)/新型フェアレディZ(New Fairlady Z, RZ34)を発売。
そして、日産の主要モデルでもあるピュアEV軽の新型サクラ(New SAKURA)やフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)/新型セレナ(New Serena, C28)と勢いをつけてきたわけですが、ここにきて部品不足や半導体不足などの影響を受け、長納期による受注一旦停止、材料費高騰による価格帯の見直しで受注一旦停止など、かなり苦しい状況が続き「全く売る車が無い」とのこと。
2023年2月中旬時点で受注停止中のモデルと、新規受注を受け付けている主要モデルは?
まずはおさらいも兼ねて、日産のラインナップモデル(商用モデルを除く)をチェックしていきましょう。
【日産のラインナップモデル一覧】
◇アリア
◇リーフ
◇サクラ
◇ノートe-POWER
◇ノートオーラe-POWER
◇エクストレイルe-POWER
◇キックスe-POWER
◇セレナ(e-POWERは2023年春頃より発売予定)
◇ルークス
◇デイズ
◇エルグランド
◇GT-R R35
◇フェアレディZ(RZ34)
◇V37スカイライン
以上の通り、全14車種をラインナップしますが、このなかで2023年2月中旬時点で受注一旦停止となっているモデルと、新規受注を受け付けているモデルは以下の通り。
【受注一旦停止中のモデル一覧(2023年2月18日現在)】
◇アリア
◇ノートe-POWER
◇ノートオーラe-POWER
◇エクストレイルe-POWER
◇キックスe-POWER
◇ルークス
◇GT-R R35
◇フェアレディZ(RZ34)
【新規受注を受け付けているモデル一覧(2023年2月18日現在)】
◇リーフ
◇サクラ
◇セレナ(e-POWERは2023年春頃より発売予定)
◇デイズ
◇エルグランド
◇V37スカイライン
以上の通り、何と半分以上の8車種が受注一旦停止中で、残り6車種が新規受注を受け付けている状態となっています。
新型ノート/ノートオーラは値上げすることが決定
ちなみにノート/ノートオーラに関しては、材料や物流コストの高騰を受けて車両本体価格やメーカーオプションが値上げするため、現在バックオーダーの生産調整も含めて受注を一旦停止しているとのこと。
実はルークスも受注停止していた…
そして後席スライドドアを採用しているルークスですが、こちらも2023年2月中旬時点で受注停止していて、受注再開の予定は今のところ無し。
おそらく三菱eKクロススペース(Mitsubishi eK X Space)が生産終了となり、その置き換えとして新型デリカミニ(New Delica Mini)が発売されることが大きく影響しているのだと思いますが、そう考えると日産からもルークスの後継機種が登場することも考えられるかもしれませんね。