【納車】ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)が納車されました!見た目はまさに「悪魔のZ」…実車は想像以上のカッコ良さだ

価格が判明してから約10か月、待望の新型フェアレディZ(RZ34)が納車!

2022年夏頃に発売されるも、僅か1か月足らずで受注一旦停止となってしまった日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlday Z, RZ34)。

価格や具体的な情報がわからない状態で先行仮予約が2022年2月にスタートし、グレード別価格帯が判明したのが同年4月頃だったと記憶していますが、先行仮予約が開始されてからちょうど1年の期間を経て、遂に私のもとにフェアレディZ(RZ34)が納車されました。

スポーツカー系の納車は、2022年10月のホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)に続き2台目となりますが、やはり日本を代表するスポーツモデルの納車は”より一層の特別感とワクワク感”があり、改めて「このモデルを購入できて本当に良かった」と思うばかりです。

今回は速報版ということで、フェアレディZ(RZ34)の内外装デザインやちょっと気になるポイントをいくつか見ていきたいと思います。


新型フェアレディZ(RZ34)のエクステリアを見ていこう

こちらが今回、私に納車された新型フェアレディZ(RZ34)。

グレードはversion ST[9速AT+パドルシフト付]で、ボディカラーは湾岸ミッドナイトの「悪魔のZ」を彷彿とさせるセイランブルー×スーパーブラックルーフ2トーン。

日産の新規開発色であり、イメージカラーでもあるわけですが、やはりこうして実車で見てみると美しい色合いで魅力的ですし、私が以前所有していたレクサスIS300 F SPORT Mode Blackのヒートブルーコントラストレイヤリングのような爽やかさがあります。

参考までに、私に納車されたモデルの見積もり内容は以下の通り。

【新型フェアレディZ・version ST[9速AT]の見積もり内容(10%税込み)】

①車両本体価格:6,462,500円

◇グレード:version ST[9速AT/FR]

◇ボディカラー:セイランブルー×スーパーブラックルーフ

◇内装カラー:ブラック×レッド(スエード調ファブリックコンビシート+シートヒーター付)

◇タイヤホイールサイズ:19インチアルミホイール(フロント:255/40R19 96Wタイヤ、リヤ:275/356R19 96Wタイヤ)


②メーカーオプション:176,000円

◇セイランブルー×スーパーブラックルーフ:176,000円


③ディーラーオプション:293,807円

◇ベーシックパックプラス:211,707円
・フロアカーペット(ラグジュアリー、消臭機能付き)
・ホイールロックセット
・ナンバープレートロック(Nissanブランドロゴステッカー付)
・日産オリジナルドライブレコーダー(前後セット)
・キッキングプレート

◇セキュリティ&セーフティパックプレミアム:78,800円
・ドアミラー自動格納装置
・カーアラーム
・超音波センサー
・傾斜センサー
・お知らせリモコン
・バッテリー内蔵サイレン

◇ETCセットアップ:3,300円


④諸費用:322,150円

総支払額(①+②+③+④):7,254,457円

スポーティで派手ながらも、どこか愛嬌のある顔つき

フェアレディZ(RZ34)が発表された当初、大口タイプのフロントグリルの意見が大きく分かれていたように感じられますが、こうして時間が経って改めて見てみると存在感があり、エンジンの冷却効率を高めるためには、これだけの大口グリルが必要なんだろうなぁと考えさせられるほど。

初代S30/240Zを彷彿とさせる丸目タイプのフロントヘッドライトも、原点回帰による懐かしさを持たせながらも、現代的に仕上げることで洗練されたデザインにアップデート。

「やっぱりフェアレディZは丸目じゃないとな!」と思わせるような説得力もありますし、なによりも見た目がカッコいいです。

ヘッドライト点灯するとこんな感じ。

”こ”の字型LEDデイタイムランニングライトと単眼LEDヘッドライトのシャープな組み合わせがまとグッド。

つぶらな瞳とちょっと抜けたような顔つきではあるものの、アグレッシブ過ぎないように愛嬌を持たせるところも魅力的。

そしてフロントフードボンネットのパワーバルジも懐かしさを持たせていて、細部に先代Zのデザイン言語を取り入れるところに日産の本気と愛情が感じられます。

フロントウィンカーは”こ”の字型LEDデイライトの上部が反転するタイプで、こちらもシャープでまとまりがありますね。

先代からの伝統であるFRプラットフォームと引き締まったボディライン

サイドビューは、Z34/Z33等から受け継がれる2ドアクーペスタイルで、トップルーフからリヤハッチにかけて下っていくラインは、一目でフェアレディZとわかる象徴。

画像だとロングホイールベースに見えますが、実車は思った以上に短いもののフロント・リヤフェンダーの張り出しなどから、とても筋肉質な細マッチョに見えます。

セイランブルー×スーパーブラックルーフの間には、日本刀をイメージしたシルバーのルーフライン。

時代を超えて新しくリデザインされたフェアレディZバッジ。

version S/version ST専用の19インチ鍛造アルミホイール!

足もとには、version S/version STに標準装備のデュアル5スポークタイプとなるレイズ製19インチ鍛造アルミホイール。

タイヤサイズはフロント255/40R19インチで、リヤが275/35R19インチになりますが、タイヤ銘柄はブリヂストン製ポテンザS007を装着。

足回りにおいては、4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ(フロント4ポッド、リヤ2ポッド)で、ブレーキキャリパーはスポーティなレッドを標準装備。

ワイド&ローとセクシーさが際立つリヤビュー

そしてこちらはリヤデザイン。

このワイド&ローで大きく張り出したナローボディのリヤフェンダーが何ともセクシー。

version STになるとリヤトランクスポイラーが標準装備され、水平基調で”Fairlady Z”のネームバッジが貼付されます。

そしてこのリヤテールランプ。

先代Z32を彷彿とさせる水平基調で、フロントだけでなくリヤにおいても先代の要素を取り入れるのは流石の一言。

ちなみにマフラーは両サイド1本出しのデュアルエキゾーストパイプをインストールしますが、こちらはV37スカイライン 400Rと同じマフラーで、パワートレインも400Rと同じ排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジン(最高出力405ps/最大トルク475Nm)を搭載します。

2ページ目:新型フェアレディZ(RZ34)の内装チェックと、ちょっと注意してほしいポイントは?