マジで販売するのか…トヨタ・アルファードのパクリ(レプリカ?)ともいえる中国Weiao BOMAが日本円で約78万円からにて販売!更に新型ランドクルーザー300のパクリモデルも登場

トヨタにバレたらお叱りを受けるレベルではないだろうな…

以前、中国・深圳市に本社を置く通信設備および通信端末の開発・生産を事業とする企業ZTEが、トヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)のデザインをモロにパクった新世代コンパクトピュアEVモデルとなる新型Weiao BOMA(中国表記:中兴 未奥)を発表したことをお伝えしました。

実はこのモデル、単なるコンセプトカーでもショーカーでもなく、実際に中国専売モデルとしてラインナップされることが決定し、更にグレード別価格帯も明らかになりました。

バレたらトヨタから訴えられるかもしれないWeiao BOMAですが、具体的にどれぐらいの価格帯にて販売されるのかチェックしていきましょう。


グレードは大きく3種類で、日本市場のピュアEV軽に相当する航続可能距離を持つようだ

こちらが今回、中国ZTEによって販売される新型Weiao BOMAのエクステリア。

ボディスタイルは日産デイズや三菱eKクロスのような軽トールワゴンで、フロントグリルやヘッドライト意匠はトヨタ・アルファードのフロントマスクをそのまま移植したかのような仕上がり。

ここまで堂々とアルファードのデザインをパクるのは、中国メーカーらしいといえば”らしい”ですが、さすがのトヨタも黙ってはいなさそう。

ちなみにこのモデル、グレード構成としては以下の通り、大きく3種類をラインナップ。

◇ベーシックバージョン:11.9kWh三元系リチウムバッテリー×2個(航続可能距離130km)

◇スタンダードバージョン:11.9kWh三元系リチウムバッテリー×2個(航続可能距離130km)

◇ハイバージョン:18.5kWh三元系リチウムバッテリー×2個(航続可能距離200km)

スペックだけを見ると、どれも近場移動を中心としたシティコミューターという印象で、ハイバージョンは日産の新型サクラ(Nissan New SAKURA)や三菱eKクロスEVのピュアEV軽よりも航続可能距離は長め。

そしてボディサイズは、全長3,515mm×全幅1,495mm×全高1,660mm、ホイールベース2,495mmと軽自動車レベルのサイズ感で、5ドア&4シーターレイアウトとなっています。

ボディカラーは、オーシャンブルーとシャンパンゴールド、スノーホワイトの3色のみ。

内装はシンプルながらも先進的でキャッチー

車内は非常にシンプルながらも、意外にも先進的なデュアルスクリーンを搭載。

車内には16個もの収納スペースが設けられているそうで、安全面においても、ABSや衝突後の自動ロック解除、制動力配分システム、タイヤ空気圧監視システムなども標準装備。

タッチパネルだけでなく、エアコン関係は物理スイッチを装備しているようです。

気になるスペックですが、シングルモーターを搭載することでシステム総出力40ps/システムトルク84Nmを発揮し、上述にもある通り、ベーシックバージョンとスタンダードバージョンは11.9kWhのリチウムイオンバッテリーを2個搭載することで航続可能距離130km、ハイバージョンは18.5kWhのリチウムイオンバッテリーを2個搭載することで航続可能距離180kmまで到達するそうです。

気になる新型Weiao BOMAのグレード別価格帯は?

最後に、新型Weiao BOMAのグレード別価格帯は以下の通り。

【新型Weiao BOMAのグレード別価格帯一覧】

◇ベーシックバージョン:39,900元(日本円換算して約78万円)

◇スタンダードバージョン:43,900元(日本円換算して約86万円)

◇ハイバージョン:51,900元(日本円換算して約102万円)

※1元=19.60円にて換算(2023年2月27日時点での外国為替相場を参考)

2ページ目:中国はアルファードだけでなく、新型ランドクルーザー300のパクリモデルも発表?!