長すぎる…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーのOTAアップデートに「5時間以上」もかかった件。2列目シートレールの傷や汚れは目立つ?

このOTAアップデートは3日かけて行っている

2022年3月に私に納車されてもうすぐ1年が経過しようとしている、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]。

前回のブログにて、トヨタの主要モデルとなる新型ノア(New Noah)/ヴォクシー/シエンタ(New Sienta)/クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)/レクサス新型NXの運転支援プログラムに不具合があったため、そのリコール作業として「自身で」OTAアップデートすることにより、不具合プログラムを簡単に修正することが可能になりました。

つまりは、直接トヨタ/レクサスディーラーに訪問しなくとも、いつもで自身でタッチ操作するだけ修正作業が可能になったため、使い勝手としては大幅に向上しました。

しかしながら、このOTAアップデートが想像以上に時間がかかっていて、私のヴォクシーでは5時間以上のアップデート時間を要しました。


新型シエンタは約5分でアップデート完了したが、なぜかヴォクシーは5時間以上もかかった

今回のOTAアップデートですが、既に私の新型シエンタでは作業を完了済みで、アップデート時間としては僅か5分程度。

その後ディスプレイオーディオを再起動して、バージョン「01.02(0010001)」から「01.0.(0010002)」に変更されていることも確認しましたが、その後少し日程をズラしてヴォクシーのOTAアップデートも実施することに。

ちなみに、ヴォクシーのOTAアップデート日程をズラしたのは意図的なものではなく、単純に乗るタイミングが無かっただけ。

早速OTAアップデートの作業を実施したところ、5分どころか1時間半かかってもダウンロードは完了せず。

走行中の運転支援プログラムのダウンロードとはいえ、新型シエンタでも走行中は問題なくスピーディにダウンロードしていましたが、なぜかヴォクシーでは全くダウンロードインジケーターは進まず。

私も本業の関係上、打合せなどが迫っていてこれ以上乗ることもできなかったため、ダウンロード途中ではありますがエンジンを止め、その日はダウンロードを中断することに。

ちなみにこのOTAアップデート、途中でエンジンを切ってもダウンロードは一時中断されますが、再度エンジンを始動すると続きからダウンロードを継続するので、再びアップデート準備をする必要はありません。

その翌日、ヴォクシーで中距離移動の機会があったため、往復にして2時間半ほど走らせていたのですが、累計4時間経過しても運転支援プログラムのダウンロードは完了せず。

たった一つのアップデートのため5時間(3日)もかかるとは…

更にその翌日となる3日目、約1時間ほど走らせてようやく運転支援プログラムのダウンロードが完了。

あまりにも長かったため、途中OTAアップデート作業中であることを忘れてしまい、ソフトウェア完了に関する新規ウィンドウが立ち上がったときは「何事?」と思いましたが、とりあえずこれでアップデート作業は完了です。

5時間以上もかかったアップデートに対し、「更新目安時間 約5分」はあまりにもいい加減

単純にアップデートするタイミングが悪かったのか、それとも新型ノア/ヴォクシーだけアップデートしなければならない要素が多く、時間がかかってしまったのかは不明ですが、少なからずアップデートの更新目安時間が「約5分」という記載はあまりにもいい加減だと思います。

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