これがフルモデルチェンジ版・トヨタ新型カローラ?プリウスや次期C-HRのような”コ”の字型LEDではなく、クラウンクロスオーバーのようなサメ顔になる?

そういえば次期カムリのイメージレンダリングも新型クラウンクロスオーバー風だったような

2022年9月1日に発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)。

FRプラットフォームから前輪駆動(FF)ベースのTNGA-Kプラットフォームへと変更され、更に4ドアセダンからファストバッククーペのリフトアップ版となるクロスオーバースタイルにて販売されたことで、当初は「こんなのクラウンじゃない!」と批判の声が多数でした。

ちなみにクラウンクロスオーバーを開発した元町工場車両品質部・部付主査の多和田貴徳 氏によると「開発はデザインの話から始まった」とのことで、「歴代で好評だった静粛性と乗り心地以外は大胆に変更したい」という想いから、これまでの一般的なセダンから外観の雰囲気を大きく変え、セダンとSUVを融合した新たなデザインを取り入れ、更にトヨタらしいキーンルックグリルと一文字のセンターLEDを実現しました。

こうしたDNAを受け継ぐかの如く、フルモデルチェンジ版・新型カローラ(New Corolla)はこうなる?というレンダリングが公開されています。


2022年10月に大幅改良したばかりなので、次期型の発売はもう少し先になりそうだが

こちらが今回公開された新型カローラが登場したらこうなる?という完成イメージレンダリング。

このレンダリングは、海外デジタルアーティストでYouTuberのTheottle氏が作成したもので、公式との関連性は一切なく、あくまでも非公式での予想レンダリングになります(このデザインで市販化われるわけではないのでご注意ください)。

Theottle氏曰く、次期カローラは新型クラウンクロスオーバーや、前回同氏が作成した次期カムリ(New Camry)のイメージレンダリングが最も近くなるとのことですが、ここまでクラウン顔になってくると「クラウンやカムリ、カローラとの差別化はどうなるのか?」という疑問も。

ヘッドライトもクラウンクロスオーバーの四眼LEDがそのまま流用され、先進性を持たせた一文字のセンターLEDライト、そしてトヨタのアイコンの一つでもある大口タイプのキーンルックグリルは、カローラシリーズを強調付けるアイコンの一つになっています。

リヤビューはクラウンよりもプリウス寄り

こちらはリヤクォータービュー。

テールランプは新型プリウス(New Prius)と同じセンター直結式の一文字で、その直下には”COROLLA”のレタリングバッジ付。

はたしてここまで先進的でシャープな印象を与えるデザイン言語でアップデートされるかは不明ですが、プラットフォームベースはプリウス同様にTNGA-Cになることが濃厚だそうで、駆動方式も前輪駆動[2WD]/四輪駆動[4WD]の何れかから選択が可能とのこと(あくまでも仮想上の話です)。

伝統を大事にするカローラ群、次期型は早くとも2025年以降が濃厚か

ちなみにカローラは、2022年10月に大幅な改良を施したばかりで、フルモデルチェンジともなると2025年以降になるのではないか?との見方もありますが、そのときにカローラシリーズもセダン/ハッチバック/ステーションワゴン/SUVの4カテゴリーをラインナップしているのかは不明(トヨタの場合、伝統を大事にするイメージが強いため、これら4種類はキープしそうですが)。

パワートレインも、現行ではガソリンエンジンとハイブリッド(HEV)の2種類を提供していますが、将来的にはピュアEVや水素(FCEV)などへと移行する可能性もありますし、フロントマスクもどちらかというとbZ4X寄りになりそうなところ。

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