フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタの通算7回目給油!気温も高くなり、サマータイヤ履き替えで更なる燃費向上に期待…燃費もようやく27km/L以上

外気温も高くなり、新型シエンタHEV本来の低燃費走行が可能になってきた

2022年10月に私に納車されて5か月が経過したトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

走行距離も5,000kmを突破し、通算7回目の給油を迎えることになりましたが、前回の6回目給油が2023年2月中旬なので、約1か月ぶりの給油ということに。

外気温も少しずつ高くなり、ときには20度を超えることもありますが、スタッドレスタイヤを装着した状態でも燃費は少しずつ向上し、上の画像の通り、シエンタHEVの1日の平均燃費も25km/L以上をキープすることが多くなってきました(トヨタオーナーズアプリ「MY TOYOTA+」のマイカーログを抽出)。

特に中距離移動(58km)で信号の少ない郊外だと、区間平均燃費27.7km/Lを記録し、ようやくトヨタハイブリッドシステム本来の力を発揮するようになってきました。


航続可能距離が残り何kmで給油警告ランプが点灯する?

給油記録をチェックする前に、いつも通り給油警告灯が点灯するタイミングをチェックしていきましょう。

赤四角にある通り、航続可能距離が残り「29km」で給油警告灯が点灯し、前回6回目給油前の「26km」と比較すると3kmの誤差。

その前の5回目給油前では「25km」で給油警告灯が点灯しているため、燃費による影響なのかは不明ながらも、そこそこバラつきが見られる印象です。

あと、これは初回給油前から口酸っぱく言ってきましたが、給油警告灯の点灯位置がスティックタイプのTripスイッチで隠れてしまい非常に見づらいんですね。

この点は次回の一部改良やマイナーチェンジにて改善してほしいところです。

燃料残量が何Lで給油警告ランプが点灯する?

参考までに、新型シエンタHEVの取扱説明書(オーナーズマニュアル)をチェックしてみると、給油警告ランプが点灯してからの燃料タンク残量は「5.2L」以下と表記されています。

先ほどのインストルメントクラスターに表示されている平均燃費から換算すると、給油警告ランプが点灯しても「5.2L × 23.2km/L = 120.6km」は走行可能ということになるため、仮に航続可能距離が0kmになっても、理論上としては「120km ー 29km = 91km」走れるということになります。

但し、この理論値はあくまでも23.2km/Lの平均燃費を維持した場合であって、アクセルの踏み込み量や外気温の変化、エアコン設定有無、シートヒーター/ステアリングヒーター設定の有無、乗員人数で燃費も大きく変化しますから、できるだけ早めに給油していただくことをおススメいたします。

航続可能距離が0kmになるまで走らせて行こう

給油警告ランプが点灯したので、航続可能距離が0kmになるまで走らせて行きましょう。

満タン法でTrip Aメーターは798.1kmを表示し、このときに航続可能距離は「給油してください(0km)」に切り替わりました。

本来であれば、ここですぐに給油したいところですが、ここから航続可能距離が0kmになってからどれだけ走れるのか?をチェックしていきましょう。

航続可能距離が残り0kmになってからどれだけ走れる?

っということで、久々に新型シエンタHEVでチャレンジ。

若干ヒヤヒヤしながらも、これまでまとめてきたデータを参考にしつつ距離を伸ばしていきますが、Trip Aメーターが798.1km → 858.9km(+60.8km)まで走らせても特にガス欠することはありませんでした。

もちろん、そのときの区間平均燃費で大きく左右されるとは思いますが、外気温も少しずつ高くなり、夜中でも10度近くまで上がってきたので、シエンタのEV走行比率は50%を超えるようになってきました(外気温が低くなるとハイブリッドバッテリーの消耗スピードが早く、EV走行比率は30%未満が多い)。

以上の通り、本格的な春を迎える前でも、満タン法で850km以上は走行可能であり、特にガス欠せずに航続可能距離が0kmになっても60km以上走れることを確認。

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