ホンダ公式ホームページでも新型ZR-Vの一部グレード受注一旦停止を発表!しかも2023年4月13日~20日までは「ZR-V自体購入できない」珍事に
新型シビックシリーズ/ヴェゼルに続き、ここまで主要モデルが買えない状況になるとは…
2023年4月21日に発売予定となっているホンダ新型ZR-V。
前回のブログでもお伝えの通り、本モデルの従来グレードで「ブラインドスポットインフォメーション[BSI]&後退出庫サポート」を標準装備するガソリンX/ガソリンZ/e:HEV X/e:HEV Zの全グレードが、発売日前となる2023年4月13日で受注一旦停止となることをお伝えしました。
その従来グレードの受注一旦停止に関するアナウンスが、ホンダ公式ホームページでも正式に公開されています。
2023年4月13日~21日は、実質ZR-Vの購入が不可能という珍事
こちらがホンダ公式ホームページにて掲載されているZR-Vの受注一旦停止に関するアナウンス。
※ 一部タイプについては現在ご注文受付を一時停止させていただいております。
ご検討頂いているお客様には多大なるご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げます。
via:Honda
赤字にて記載されているとおり、2023年4月13日より従来グレードの購入ができなくなり、同月21日より「ブラインドスポットインフォメーション[BSI]+後退出庫サポート」を外したレスグレードのみの注文が可能となるわけですが、別の言い方をすれば、「2023年4月13日~21日はZR-Vが購入できない期間」ということになりますね。
これまでのホンダでは中々に考えられなかった出来事ではないかと思いますが、部品・半導体不足の絡みで、ZR-Vのパーツをステップワゴンやヴェゼルなどに回すことを優先し、発売時期を約半年ほどズラしてしまったことも大きく影響している一方で、発売までの期間にホンダ側が部品不足とならぬような対策を行えてこなかったことも、今回の原因を作り出したことの一つだと思うんですね。
ちなみに、私がいつもお世話になっているホンダディーラーの情報によると、2022年11月の発表&発表前の先行予約時点で従来グレードを予約している方は、BSI+後退出庫サポートレスのグレードに変更した場合に「どれだけ納期が短縮されるのかわからない」「レスグレードを選択しても16,500円(税込み)しか安くならない」「レスグレードを選択したことでリセールに影響する」「レスグレードを選択したことで安全性が後退する」といった複数のデメリットを感じていることから、従来グレードから変更している方は「いない」とのこと。
それだけ今回のレスグレードは、そこまで魅力的に感じないものの(反対に言えば従来グレードの装備内容がとても充実している)、2023年4月上旬時点で「従来グレードからレスグレードに変更すれば、納期は2023年12月あたりから2023年6月~7月に大幅に短縮される」といった情報も入ってきたため(メーカー回答)、車検などの絡みで早期的な納車を希望している方からすると魅力的なグレードなのかもしれませんね。