これは詰んだ…ギリシャにて観光客が日産マイクラ(マーチ)のレンタカーで狭い路地へ→案の定挟まって抜け出せずに立ち往生→ギリシャ市営がSNSにて注意喚起も含めて拡散

コンパクトカーといえども、なぜ欧州の狭い路地を通過できると思ったのか

欧州にて度々話題になる「狭い路地にて車が挟まり立ち往生」するというトラブル。

過去にはフェラーリ・ローマ(Ferrari Roma)が狭い路地裏にて挟まり、直近ではBMWアルピナB3ツーリングがハイキングルートに誤って進入してしまい、狭い通路にて挟まるというハプニングが発生しましたが、今回はギリシャの狭い路地にて日産マイクラ(Nissan Micra/日本名:マーチ)が挟まるというハプニングが発生しています。

これはギリシャに観光に来ていた訪問客が、マイクラのレンタカーを借りてギリシャの街中を走行していたところ、単純にルートを間違ってしまったのか、それともナビ案内に問題があったのかは不明ですが、路地から抜け出せずにガッツリと挟まっています。


こればかりはどう考えてもコンパクトカーで通過することは不可能

こちらが今回、観光客が日産マイクラのレンタカーで走行中、狭い路地に侵入してしまい、挟まって抜け出せなくなった画像。

この事故は、2023年4月14日にギリシャ・サントリーニ島のメサリアにて発生したもので、今回この画像をSNSにて投稿したのはメサリア市営コミュニティの地方自治体(公式Facebook)

注意喚起も含めての投稿になるとは思いますが、まさかメサリア市営がこのようなインパクトのある画像付きで注意喚起するとは…
※メサリア市営曰く、レンタカー会社にも連絡・許可を受けた上で投稿している模様

改めて狭い路地に挟まったマイクラを見ていくと、おそらく型式としては第四世代のK13型になると思いますが、本モデルの全幅は1,665mmととてもコンパクトな方ではあるものの、それでもこれだけの狭い通路を「行ける!」と感じたドライバーも中々のセンス。

レンタカードライバーは勢いを付けて狭い路地に侵入した?

しかも画像を拝見する限りでは、マイクラが少し浮き気味になっていることから、勢いよく通過した反動で挟まったものと推測しますが(タイヤも完全に壁に引っ掛かっている)、なぜ「他のルートで行こう」と思わなかったのかは不思議。

あと車内にはドライバーが乗っていないことから、おそらくリヤハッチドアから脱出したのだと考えられます。

なおメサリア市営コミュニティ公式の投稿を見てみると、過去にもこの通路にて車両が挟まるという事故は何件か発生しているそうで、市営コミュニティからすると「また同じ事故が起きたのか…」という反応なのかもしれません。

オーストリアのハイキングコースに、77歳の高齢男性ドライバーが侵入したハプニングも

他にも海外にて発生した、狭い路地にて車が挟まるシュールな事故を見ていきましょう。

こちらが先ほどお話した、オーストリアのハイキングコースにBMWアルピナB3ツーリングが誤って侵入してしまい、そのまま狭い路地にて挟まったシーン。

この車を運転していたのは77歳の高齢男性ドライバーで、「ナビの指示通り走行していたら、こんな道に案内されてしまった。だから私は何も悪くない」と説明。

果たしてB3ツーリングのナビ(もしくはスマートフォンのマップアプリ?)が、本当にこのルートを指示したのかは不明ですが、他の目撃者の情報によると、このクルマはハイキングコース手前の車両進入禁止の標識があるにも関わらず、他の歩行者の注意を完全に無視して「私の車のナビの方が正しいんだ」と強行突破という情報も。

こちらが救出したあとのアルピナB3ツーリング。

ドアサイドパネルやリヤフェンダーもキズだらけになっていて、修理費用も間違いなく高額だとは思いますが、なぜハイキングコースに侵入する前に「この道を走って本当に大丈夫なのだろうか?」と思わなかったのか不思議に思う所です。

2ページ目:イギリスではマクラーレンP1が狭い路地でヒヤヒヤドライブ?!イタリアではフェラーリ・ローマが狭い路地で完全に詰んだ