フルモデルチェンジ版・レクサス新型LM500hと思われる開発車両を初スパイショット!ワイドなテールランプは近寄りがたい雰囲気があるな…

2023-04-26

遂に新型LMのテストカーが日本の公道にて初スパイショット!

2023年4月18日、中国・上海モーターショー2023にて発表されたレクサスのフラッグシップミニバン・新型LM350h/LM500h。

日本でも2023年秋頃より、法人ユーザーをメインとした2列4人乗り仕様×排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッド[eAxle]から販売されることが明らかとなりましたが、遂にこのモデルと思われる開発車両が、日本の公道にて初スパイショットされています。

今回スパイショットされた新型LMの開発車両はどのようなグレードになるのか、その見た目の印象なども含めてチェックしていきたいと思います。


その存在感はかなり強烈!新型LM500h[DIRECT4]と思われる開発車両が日本の公道を走る!

via:Twitter

こちらが今回、東海環状自動車道にて初めてスパイショットされた新型LM500hと思われる開発車両(テストカー)。
※Twitter ID:@hayate_snow様より引用

ボディカラーはホワイト系のソニッククォーツだと思われますが、まず真っ先に注目したいのがリヤテールランプの存在感。

新型LMが発表された当初、かなり癖の強い一文字テールランプは好き嫌いがハッキリと分かれるデザインだと感じましたが、こうして見ると好き嫌い云々よりも存在感や威圧感がとても大きく、唯一無二の存在感であることを印象付けていますし、何よりも近寄りがたい雰囲気がありますね。

太めの一文字テールランプの真上にも、新型NX/LXにもあるような水平基調の一文字テールランプが装着され、そしてその間には”LEXUS”のレタリングバッジが白いカモフラージュテープにて隠されていることが確認できます。

ちなみにこちらが、トヨタ公式プレスリリースにて既に公開されている新型LM500hのリヤクォータービュー。

リヤクォーターパネルまで延びる一文字テールランプと水平基調の細長い一文字ランプ、そして”LEXUS”のレタリングバッジが確認できますね。

そしてもう一つは、スパイショットされた開発車両が「LM500h」である可能性が高いポイントとして、リヤテールゲートのネームバッジと足もとのタイヤアルミホイールデザイン。

DIRECT4はLM500hにのみ設定される予定

via:Twitter

もう少し間近にてスパイショットされた開発車両を見ていくと、リヤテールゲートの右下にも、何やら白いテープのようなもので隠されているのが確認でき、しかも偽装範囲が縦にも大きいことがわかるかと思いますが、おそらく「LM500h」と「DIRECT4」バッジの2つを隠している可能性が高そう。

ちなみにこの「DIRECT4」ですが、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッドを採用するLM500hにのみ設定される予定。

更にこの新世代四輪駆動システムとなるDIRECT4は、新型RX500h F SPORT PerformanceやRZ450eにしか未だ設定されていない最新技術ですから、これをレクサスのフラッグシップミニバンに設定してきたあたり、日本だけでなく中国市場でも独自技術として強くアピールしていくのだと考えられます。
※DIRECT4とは?・・・路面や走行状態を問わず、クルマの接地荷重に応じて常に四輪の駆動力を緻密に制御するシステムで、前後輪のグリップ力を最大限に活かし、姿勢コントロールを行いながら、気持ちのいい走りを実現

2ページ目:新型LMのタイヤアルミホイールは、ハブボルト締結を採用しない?