とんでもないお宝が出てきたな…僅か2.5万kmしか走られていないホンダ初代NSXが競売に出品へ!ディーラーの販促資料にも使われ、出荷時の保護フィルムも残ったまま

初代NSXの相場も上がり、今後更にプレミア価値が付きそうだ

市販車としては初のオールアルミボディを採用した国産スーパーカーのホンダ初代NSX。

以前、アメリカの川底にて約15年間も沈んでいたものの、アルミボディの影響もあってボディパネルがほとんど錆びていない状態にて発見されたことも記憶に新しいかと思いますが、今回はそんな初代NSXの好条件の個体が競売に出品され話題となっています。

海外オークションサイトCars&Bidsにて出品されている初代NSXの基本情報を見ていくと、約2.5万kmほどの低走行距離で、しかも日本から輸出されたコンディション抜群の個体となっています。

オークションでの予想落札価格はいくらぐらいになるのかもチェックしていきましょう。


ホンダディーラーの販促資料にも使用された極上の個体のようだ

こちらが今回、海外オークションサイトCars&Bidsにて出品されているホンダ初代NSX。

カイザーシルバーと呼ばれるボディカラーに身をまとい、ボディ表面は目立つような傷や汚れなども無い極上の一台となっています。

ちなみにこの個体、Cars&Bidsの情報によると(真実か否かは不明ですが…)日本からアメリカへと輸出される前には日本国内のホンダディーラーの販促資料にも使われていたそうで、更にその後アメリカではインスタグラムフィードなどの独自プロモーション資料にも使用された有名な個体なのだそう。

アメリカに輸出される前は、約2.2万kmとそこまで走られていなかった模様

年式としては1993年式と、ちょうど30年が経過していますが、発売直後は日本人オーナーに納車され、走行距離にして22,000kmとほとんど走られていませんでした。

ちなみにこちらがメーター情報になりますが、走行距離は24,430kmと全く走られておらず、日本人オーナーからアメリカ人オーナーに納車された後、走行距離は短期間で2,253kmとそれなりに走られたそうで、結果的に総走行距離は24,430kmにまで伸びたとのこと。

日本での保管方法としては、常にシャッター付ガレージにて保管していたとのことですから、雨染みなどによってボディ表面が汚れるなどの心配も無し。

内外装共に完璧なコンディションにも見えますが、元所有者が指摘したポイントとしては、運転席・助手席の本革シートにシワやちょっとした経年劣化が見られたぐらいで、それ以外の汚れやキズなどは特に無し。

そしてサイドシル部分には、製品出荷時に貼付される保護フィルムがそのまま残っているのもユニーク。

2ページ目:30年が経過した極上のホンダ初代NSXの予想落札価格はいくら?