まさかのレクサス超え…EU仕様の(2024年)一部改良版・トヨタ新型ヤリスが凄い!何と12.3インチフル液晶メーター&新世代ハイブリッド採用で文句なしの商品力に

ヤリスは安価な価格帯とシンプルな装備内容が売りのはずだったが…?

トヨタのエントリーコンパクトカーでお馴染みとなるヤリス(Toyota New Yaris)。

日本市場でもヤリス/ヤリスクロス(Yaris Cross)/GRヤリス/GRMNヤリスと様々な派生モデルがラインナップされ、これらを合算しての新車販売・登録台数ランキングにおいては、普通車で常にトップを獲得するほどの大人気モデルです。

コンパクトなボディやシンプルで価格帯を抑えた装備内容、そして安価な価格設定が売りのヤリスですが、このモデルの欧州仕様が大幅に商品力をアップさせて2024年モデルとして販売されることが明らかとなりました。


2024年モデルのEU向け新型ヤリスは、大幅に商品力をアップ!

こちらが今回発表された、2024年モデルの欧州仕様&一部改良版・新型ヤリス。

外観は特に大きな変化は無いものの、今回の一部改良では「ハイブリッドのラインナップ拡大」や「安全機能の向上」「内装のメーターデザインや使い勝手の向上」「インフォテイメントシステムの刷新」が行われるとのこと。

ハイブリッド115に続き、パフォーマンスを向上させたハイブリッド130を追加

特にそのなかでも注目なのが、ハイブリッドのラインナップ拡大で、現在欧州市場向けとして販売されている「ハイブリッド115」シリーズに加え、今回新たに燃費とパフォーマンスを高めた「ハイブリッド130」シリーズが設定されるそうです。

このハイブリッドシリーズについては、何れも排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジンをベースにしながらも、ハイブリッド130では大型の電気モーターと改良されたソフトウェアを備えた新開発トランスアクスルを搭載するとのこと。

これにより、システム総出力は130hp/システムトルク140Nm→185Nmを発揮するとのことで、立ち上がりのトルクフルな加速を体感することが可能なのだそう。

またトヨタによれば、ハイブリッド130のもう一つの利点として、高速道路での追い越しの際、80km/h→120km/hまで加速する時間を7.5秒、0-100km/hの加速時間は9.2秒と0.5秒短縮しているとのこと。

ハイブリッド130シリーズとハイブリッド115シリーズでは、前者の方がCO2排出量はわずかに増加するとのことですが、トヨタによれば、この車は96~116g/kmという「クラス最高のステータス」を維持しているとのこと。

今回の一部改良では、先述の通り旧世代ハイブリッド115シリーズと、新世代ハイブリッド130シリーズの両方がラインナップされますが、上位グレードのプレミアエディション(Premiere Edition)とGR SPORTの2グレードのみハイブリッド130シリーズのみのラインナップとなるそうです。

日本ではラインナップされていないGR SPORTグレードも

ちなみにこちらが、上位グレードとなるヤリスGR SPORT。

ハイパフォーマンスモデルのGRヤリスとは異なり、エンジンや足回り、デザインは別物ですが、GR SPORT専用のフロントグリルやアルミホイールなどが充実しています。

そしてこちらはプレミアエディションで、ヤリスのラインナップモデルでは最上位に位置し、コントラストのあるブラックルーフ&ピラーや、17インチアルミホイール、キャビン内のマッチングブルーのステッチとアクセント、専用のネプチューンブルーのボディカラーも設定されています。

2ページ目:予防安全装備やメーター/ディスプレイオーディオの大幅アップデートも!