【価格は日本円で約601万円から】(2024年)トヨタ新型グランドハイランダーのグレード別価格帯が判明!発売時期は2023年夏頃…パワトレは3種類を設定

日本では市販化されないものの、ハイランダーよりも更に大きな3列SUVに

2023年2月9日に世界初公開された、トヨタ新型グランドハイランダー(Toyota New Grand Highalander)。

フロントマスクは、DセグメントSUVモデルとなるRAV4やハイランダー(New Highlander)をミックスしたようなアクティブ志向の3列SUVで、このモデルのレクサス版として新型TXが2023年6月8日に世界初公開予定となっています。

今回、ようやくグランドハイランダーのグレード別主要装備や価格帯が、トヨタUSA公式プレスリリースにて公開されたので、早速その中身についてチェックしていきましょう。


新型グランドハイランダーには、大きく3種類のパワートレインが設定される

新型グランドハイランダーのグレード別主要装備や価格帯をチェックする前に、まずはどういったパワートレインが設定されるのかチェックしていきましょう。

パワートレインとしては、以下の通り大きく3種類が設定されます。

ガソリンモデル・・・排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン

・最高出力265hp
・0-100km/hの加速時間:7.5秒(FFモデル)
・燃費性能:10.2km/L(XLE FFモデル)


ハイブリッドモデル・・・排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを組合せたハイブリッド

・システム総出力245hp
・0-100km/hの加速時間:7.8秒(AWDモデル)
・燃費性能:15.3km/L(XLE HYBRID FFモデル)

 


ハイブリッドMAXモデル・・・排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッド

・システム総出力362hp/システムトルク542Nm
・0-100km/hの加速時間:6.3秒(AWDモデル)
・燃費性能:11.5km/L

上記のパワートレインは、ここ最近のトヨタ/レクサスでは定番になりつつあり、特に直近のモデルだと、レクサス新型RX350/RX350h/RX500hがその例になるなるかと思われます。

新型グランドハイランダーに設定される各グレードの駆動性能もチェックしていこう

続いて、新型グランドハイランダーの各パワートレインの特徴もチェックしていきましょう。

ガソリンモデル

ガソリンモデルにおいては、ダイナミックトルクコントロールAWDがラインナップされ、フロントアクスルとリアアクスル、そして2つの後輪の間でトルクをアクティブに配分する仕組みに。

リアディファレンシャルの前にある電磁カップリングを使用することで、必要に応じて後輪を停止または動作させるため、トラクションが向上し走行安定性も向上します。

ハイブリッド(HEV)モデル

続いてハイブリッドモデルに設定されるエレクトロニックオンデマンドAWDは、優れた燃費性能や発進加速、ハンドリング、安定性を提供し、後輪を電気モーターで駆動することで安定した性能を実現し、滑りやすい状況で必要なときにトラクションを発揮することが可能。

前後輪駆動力配分は、100:0 ~ 20:80の間で精密に制御し、最適な燃費と快適な走行性能を実現します。

ハイブリッドMAX

最後はハイブリッドMAX。

フルタイムエレクトロニックAWDとHYBRID MAXの組み合わせは、完璧なコントロール性で爽快な体験を提供し、フロントに搭載されるハイブリッドモーターとリアに搭載のeAxle電気モーターを介することで、前輪と後輪に動力を供給します。

トランスミッションは、ダイレクトシフト6速オートマチックトランスミッションを搭載し、安定したAWD性能と充実した加速をサポート。

フルタイムエレクトロニックAWDは、運転状況に応じて前輪と後輪の動力配分を 70:30 ~ 20:80の間で調整するとのことで、新AWDシステムにより後輪の駆動力を強化し、後輪駆動の操縦安定性、直進安定性、軽快な加速感を実現するとのことです。

2ページ目:新型グランドハイランダーのグレード別主要装備と価格帯は?