トヨタ新型ヴォクシーが納車されてからの気になる・疑問・不満ポイントは?「メーターレイアウトに統一感が無い」「大雨の日のHUDやPVMは?」「燃費情報に若干の乖離」等

新型ノア/ヴォクシーの新車累計販売・登録台数が20万台にまで迫っているにも関わらず、未だ納期1年以上なのは異常

2022年3月に私に納車されて1年2か月以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]。

今回は、本モデルが納車されてからの雑感ということで、気になるポイントや疑問に思っていたこと、ちょっと不満に感じていることなどを紹介していきたいと思います。

新型ノア/ヴォクシーが発売されて1年4か月以上が経過し、2車種の累計新車販売・登録台数も20万台に迫る勢いですが、これだけ売れていてもグレードやオプションの組合せ次第では「納期1年以上」という情報もあるようです。

これからノア/ヴォクシーを検討されている方や、既に納車されている方々も含め、実際にヴォクシーを長期間所有してみて、これからご紹介する「気になる&疑問&不満ポイント」等が少しでも参考になりましたら幸いです。


新型ノア/ヴォクシーの運転席メーターの反射について

まずは新型ノア/ヴォクシーの運転席のサインウィンドウに反射するメーターについて。

これは以前、私が他に所有する日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)の12.3インチフル液晶メーターがサイドウィンドウに”もろに”反射し、サイドウィンドウを確認する上で邪魔になることをお伝えしたところ、「ノア/ヴォクシーはどうなんだ?」といった問い合わせが多数。

実際に私のヴォクシーにてチェックしてみたところ、上の画像のように”うっすら”とメーターが確認できるぐらいで、サイドミラーを確認する上で邪魔になったりするようなことはありませんでした。

新型ノア/ヴォクシーのメーターレイアウトはもう少し考えて欲しかった

続いて個人的に気になっていたのが、新型ノア/ヴォクシーのメーターレイアウト。

決してノア/ヴォクシーに限定した話ではないのですが、上の画像にある通り、なぜヘッドライトやオートLEDヘッドライトのアイコンが隣接しているのに、ハイビームライトだけ左側のエコインジケーター付近に隔離されているのか?ということ。

私のヴォクシーは、アダプティブハイビームシステム[AHS]が搭載されているため、オートでの設定とはいえども、街灯の無かったり対向車が居ないこと、前方に車がいなかったときに瞬間的にハイビームが点灯しているかどうかをメーターにて確認することがあるのですが、反射的にヘッドライトアイコンの方に目線がいってしまうので、そういったときにハイビームだけ離れた場所にあると「あれっ?」と一瞬混乱してしまうんですね。

トヨタとしては、何か意図があってハイビームのアイコンだけ離れた位置に持ってきたのではないか?と推測しますが、是非ともその理由・目的を聞いてみたいですし、なぜ他の車種のメーターレイアウトと統一していないのかも気になる所です。

便利だけとちょっと鬱陶しい窓に関するお知らせ

続いて、ノア/ヴォクシーや最近のトヨタ/レクサス車ユーザーだとあるあるだと思うのですが、サイドウィンドウをほんの少し開けた状態で走行した際、ある一定の速度に到達すると必ず表示される「開いている窓を閉めますか?」というお知らせメッセージ。

他の競合ミニバンである、ホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)や日産の新型セレナ(Nissan New Serena, C28)ではこのようなメッセージは表示されませんが、確かにサイドウィンドウを自動で閉めてもらえる機能は便利だと思うのですが、このメッセージが定期的に表示されるため、窓を開けた状態で走りたい人にとっては「いや、何回出てくるのよ…」と辟易としてしまう場合があるんですね。

最初の1回だけであれば特に問題ないとは思いますが、その後何回もしつこく定期的に表示されるのは鬱陶しく感じるので、この点はトヨタ側ももう少し配慮してほしいところです。

2ページ目:新型ノア/ヴォクシーの大雨の日のヘッドアップディスプレイやパノラミックビューモニター[PVM]は見やすい?それとも見づらい?