これはヤバイ…空港の屋内駐車場にてアキュラ(ホンダ)新型NSXタイプSのタイヤホイール盗難被害!更に10年以上ガレージ保管されていた貴重なNSX-Tが競売に出品へ!
(続き)北米向けに僅か249台しか製造されなかった超希少なアキュラ(ホンダ)NSX-Tが競売に登場!
先程は、アキュラ新型NSXタイプSのタイヤホイール盗難被害についてお伝えしましたが、続いては、走行距離が極端に少ない先代アキュラ(ホンダ)NSX-Tが競売に出品されるとして話題に。
今回出品されるのは、北米市場向けに僅か249台のみ製造されたという2005年式のNSX-Tで、ボディカラーはロングビーチブルーパール。
アキュラ/ホンダが製造するNSXは、どれも特別なものですが、この個体は後期に製造されたモデルの1つで、この車の最終生産年に北米市場向けにわずか249台生産されたうちの最初の車両であり、新車時から一人のオーナーが温度管理を徹底していたガレージに保管されていたそうです。
アメリカRMサザビーズ・モントレーオークションにて出品されるこちらのNSX-Tですが、その見た目はまさに新品そのもので、ボディ表面の光沢はもちろんのこと、細かな経年劣化の部品を除いて極上の一台。
走行距離はわずか8,228km(5,113マイル)とほとんど走られておらず、そのほとんどを温度管理が徹底されたガレージにて保管されていたことを考えると、オーナーは元々投機目的にて所有していたのかもしれませんね。
あらゆるところを見てもキズや汚れの無い極上品
それにしても…このロングビーチブルーパールの色合いはかなり美しく、シンプルでありながらもセンセーショナル。
足もとには、工場出荷時か装着されているオリジナルのシングル7スポークシルバーホイールで、ブレーキキャリパーはイエロー系。
アメリカ仕様独自のサイドマーカーも健在。
車内はとてもシンプルなオールブラックのフルレザーを採用し、シートのヨレやシワなどはほとんど無し。
ドアパネルやダッシュボードも新品同様で、ギアノブも使用されているようには見えません。
ハードトップルーフも手動脱着式で、トランクスペースに格納できるように設計されています。
気になるNSX-Tの予想落札価格は?
ちなみにこのモデル、RMサザビーズオークションのリストによると、長年にわたって行われたディーラー点検を実施済みで、2022年10月にペンシルベニア州レディングのピアザ・アキュラを通じて細かなサービスを受けたそうです。
また、この点検のタイミングでドライブベルトやカム、クランクシール、必要なフルード類に加えて、タイミングベルトとウォーターポンプも交換されており、その交換費用は4,500ドル(日本円に換算して約63万円)以上で、新しいバッテリーに交換されていることも含まれています。
最後に本モデルの予想落札価格ですが、275,000ドル(日本円に換算して約3,820万円)とかなり高額値で取引されることが期待されています。
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Reference:CARSCOOPS①、②, RMSotheby’s