遂にホイールデザインを捉えた!ホンダ新型エレベイトの開発車両を久々スパイショット!そしてフルモデルチェンジ版・新型N-BOXの価格は2023年8月1日に判明か?
国内での発表・発売はまだ先だが、高速道路でのテスト走行を続ける新型エレベイト
2023年6月6日にインド市場向けとして発表された、ホンダのエントリーコンパクトSUVモデルとなる新型エレベイト(Honda New Elevate)。
てっきりトヨタ・ライズ(Toyota New Raize)やダイハツ・ロッキー(Daihatsu New Rocky)、スバル・レックス(Subaru New REX)を対象としたAセグメントSUVになるかと予想していましたが、サイズ感としてはBセグメントSUVのヴェゼル(New Vezel)に相当するため、おそらくはアクティブ志向のコンパクトSUVとしてラインナップされるものと考えられます。
そんな新型エレベイトが、2024年春頃に発表・発売予定で、これまで何度か公道にて開発車両がスパイショットされてきましたが、今回久々にその姿を現しました。
インドでは既に内外装デザインが公開済だが、日本では未だボディ全体を偽装中
こちらが今回、滋賀県甲賀市土山町南土山の新名神高速道路上にある土山SA(サービスエリア)の駐車場にてスパイショットされた新型エレベイトの開発車両。
※Twitter ID:@gagantosu様より引用
ボディ全体には、相変わらず分厚めのカモフラージュラッピングによって偽装されていますが、既に発表されているインド市場向けと一部デザインが異なるのかは不明です。
ちなみに、インド市場向けとして発表されたエレベイトのボディサイズは、全長4,312mm×全幅1,790mm×全高1,790mm、ホイールベース2,650mm、最低地上高220mm、最小回転半径5.2mなので、BセグメントSUVのヴェゼルに近いサイズ感で、おそらく日本市場向けもこれに近いサイズになると予想されます。
参考までに、エレベイト/ヴェゼル/ライズ/ロッキー、そしてインド市場では最大のライバルになるであろう日産マグナイト(Nissan Magnite)とのボディサイズ比較はこんな感じ。
ホンダ・エレベイト:全長4,312mm×全幅1,790mm×全高1,790mm、ホイールベース2,650mm
ホンダ・ヴェゼル:全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,590mm、ホイールベースは2,610mm
トヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキー:全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mm、ホイールベース2,525mm
日産マグナイト:全長3,994mm×全幅1,758mm×全高1,572mm、ホイールベース2,500mm
ようやく明らかになった新型エレベイトのアルミホイールデザイン
そして今回のスパイショットでは、ようやく足もとのホイール意匠が明確になりましたが、ホンダメーカーとホンダディーラーの事前情報では「17インチタイヤアルミホイール」が装着される予定とのことなので、おそらくこのホイール一択になるものと予想。
それにしても…17インチとは思えない程に大きく、タイヤの扁平率が小さいからなのか、それともエレベイトのサイズ感がコンパクトだからなのか、何とも不思議な感覚(トヨタやホンダの近年の大口径タイヤホイールに見慣れてしまった?というのも有るのかもしれない…)。
既にインドにて発表された新型エレベイトのエクステリア
ちなみにこちらが、インド市場向けとして発表されたエレベイトの公式画像。
ホイール意匠は基本的に同じで、フロント・リヤフェンダーモールは無塗装ブラックの樹脂パーツを装着し、フロントヘッドライトはヴェゼルなどと同じ三眼のLEDリフレクター式ヘッドライトを装着しますが、日本市場向けも同様にリフレクター式LEDヘッドライトを搭載する予定です。
リヤビューはこんな感じ。
テールランプは逆L字型でWR-V風の意匠ながら、まるで非直結式の一文字テールランプに倣うかのようなガーニッシュが何とも印象的ですが、あくまでも点灯するのは両サイドの逆L字部分ですから、Hondaエンブレム付近まで光ることは無いようです。
そして新型エレベイトのパワートレインですが、インド市場向けは排気量1.5L 直列4気筒i-VTEC自然吸気エンジンを搭載し、最高出力121ps/6,600rpm、最大トルク145Nm/4,300rpmを発揮、トランスミッションは6速MTとCVTの2種類をラインナップしますが、おそらく6速MTはインド市場向けのみになると予想されます。
駆動方式は前輪駆動[FF]となっていますが、事前情報通り、日本市場向けも同じ1.5L直4エンジンが設定され、駆動方式はFFのみ、トランスミッションはCVTのみになることが予想されます。