何とロットナンバーは「0」!日本限定30台のみのホンダ新型NSXタイプSの実車を見てきた!柵無しで子供もベタベタ触り放題でヤバイことに…?

まさか日本に僅か30台しか存在しないNSXタイプSを間近で見れるとは…

2023年7月22日~23日まで、石川県産業展示館にて開催されているEnjoy Hondaへ。

前回のブログでは、2023年12月に発表・発売予定となっている一部改良版・新型オデッセイ(Honda New Odyssey)の実車インプレッション記事を公開しましたが、今回は個人的にもかなり気になっていた新型NSXタイプSの実車を拝見させていただくことに。

世界限定350台のみ販売され、日本への振り分け台数は僅か30台のみだったので、必然的に抽選での販売ということになりましたが、モータージャーナリストで自動車系YouTuberの五味やすたか氏にも当選・納車されています。

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早速、石川県産業展示館でも大注目だったNSXタイプSの実車をチェックしていきましょう。


実車展示されていたのは、日本に僅か10台しか存在しないカーボンマットグレーのNSXタイプS

それでは早速、新型NSXタイプSの実車をチェックしていきましょう。

ボディカラーは日本限定30台のうち、更に僅か10台しか割り振られなかったカーボンマットグレーメタリック。

無垢な金属質感をダークトーンと鈍い光沢で表現した、ホンダ国内初のボディカラーになるわけですが、その見た目は美しくも、まるでステルス戦闘機のようなカッコ良さ。

但し、下手にコーティングや磨きができない「手入れが大変なカラー」のため、ちょっとでも傷が付いたりすると板金修理ができないというのは大きなデメリット(カーボンパーツ同様、修理というよりも交換になってしまう)。

但しそういったデメリットや面倒くささよりも、カッコ良さとロマンの方が勝るほどの満足度の高さなので、このボディカラーの個体が欲しくて抽選に申し込んだ方も多いのではないかと思います。

ボディは意外にもコンパクト

こちらはサイドビュー。

ボディサイズは、全長4,535mm×全幅1,940mm×全高1,215mm、ホイールベース2,630mmとワイド&ローですが、こうしてサイドから見た時のサイズ感はコンパクト。

エンジンレイアウトはリヤミドシップですが、極端にフロントノーズが短くなるわけでもなく、前後のバランスも良く、一目でスーパーカーとわかるほどの存在感です。

盗難で何かと話題になったNSXタイプS専用の鍛造アルミホイール

足もとを見ていくと、NSXタイプS専用の19インチ&20インチ鍛造アルミホイールが装着されますが、シャークグレー(マットフィニッシュ)とベルリナブラック(ハイグロス)から選択が可能。

今回展示されていたモデルは、ベルリナブラックの19インチ&20インチ鍛造アルミホイールとなります。

前回のブログでもお伝えしましたが、アメリカ・カリフォルニア空港にて駐車していたNSXタイプSの専用鍛造アルミホイールが盗まれたとして大きな話題となりましたが、このホイール1本だけで約100万するとの情報も。

足回りのカーボンセラミックブレーキローターとブレーキキャリパーはメーカーオプション扱い。

キャリパーはブラック、シルバー、レッド、オレンジの4色から選択が可能です。

タイヤサイズは、フロント245/35ZR19 93Yタイヤと、リヤ305/30ZR20 103Yの前後異径タイプ。

タイヤ銘柄はピレリ製Pゼロ(PIRELLI P ZERO)を装着します。

”TYPE S”のロゴは意外にもステッカー

こちらはドアサイド部分。

”TYPE S”のロゴはバッジや塗装ではなくステッカーなんですね。

そしてサイドシルは贅沢にもカーボンパーツを装備。

フェンダープレスラインに沿った変態的なフューエルリッド

フューエルリッドは左リヤフェンダーに設けられていますが、変態的なプレスラインに合わせてリッドも折り目を付けるところはホンダらしいところ。

トップルーフはカーボンブラックでメリハリを付けたデザインに。

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