どこまで行ける?フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)のプロパイロット2.0で片道500km以上走破!置くだけ充電はちょっとした裏技も?

プロパイロット2.0を使えば、疲労度も少なく、どこへでも行けそうな気がする

2023年4月に私に納車された、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)。

本グレードでは、ハンズオフ機能付きとなるプロパイロット(ProPilot)2.0が搭載されていますが、その一方でこの機能を使用するには、Nissan Connectプランに加入しなければならず(つまり高精度地図更新を定期的に行う必要があるため)、年会費25,520円(税込み)を事前に支払う必要があります。

日産ディーラーの情報によると、本モデルが納車されてから約1か月間は無料お試しキャンペーンとしてプロパイロット2.0が活用できるとのことですが、既に私に納車されて3か月が経過しているにも関わらず、未だプロパイロット2.0が使用できる状態です。


高精度地図は最新ではないものの、Nissan Connectプランに加入していなくともプロパイロット2.0自体は使用できる?

現在、日産ディーラー経由にてメーカーの方にも「納車されて3か月近く経過しているが、どうしてプロパイロット2.0が活用できるのか?」については問合せしているものの、2週間以上経過しても未だ回答は無し。

そこで個人的な推測ではありますが、納車されて3か月経過してもプロパイロット2.0が使用できるというのは、あくまでも納車された時点での高精度地図に基づいてハンズオフ運転が可能ということであり、Nissan CONNECTプランに加入するというのは、あくまでも最新の高精度地図に適宜更新することで、より精度の高いハンズオフ運転を提供するためでは?とも考えて見たり。

つまり、ハンズオフ運転のプロパイロット2.0自体は、元々ルキシオンにて標準装備されているから使用できるという意味なのかもしれないですし、この点は答え合わせも兼ねて日産メーカーからの回答を楽しみにしたいところ。

但しその一方で、現状の地図をベースにプロパイロット2.0が使用できるということは、実際には高速道路で開通しているルートがあっても、地図更新していないナビ上ではルートが開通しておらず、プロパイロット2.0が使いことも考えられるため、これはこれで結構危険なところだと思います。

プロパイロット2.0はとにかく快適で精度も高く、移動距離が長ければ長い程、その良さが活かされる

プロパイロット2.0の使用期限・制限などはまだまだ不明な部分が多いものの、今回はこのハンズオフ機能のプロパイロット2.0を活用して、ほぼノンストップにてどこまで走らせることができるのか?を検証することに(トイレ休憩などは含まないものとする)。

目的地は既に決まっていて、走行する場所はできるだけプロパイロット2.0が使用できる高速道路区間をメインに走行。

なおプロパイロット2.0が使用できない条件としては以下の通りとなります。

◇片側1車線の高速道路(対面通行など)

◇制限速度+10km/hを超える設定を行うと、プロパイロット1.0に切り替わる
例)制限速度90km/hに対し100km/h固定であればプロパイロット2.0は使用可、105km/h固定だと使用不可

◇長距離のトンネル内走行時

◇片側2車線→1車線となるような道路工事区間

っということで、ここからほぼ9.5割以上高速道路をメインにプロパイロット2.0で走らせて行くことに。

プロパイロット2.0を使用する前のメーター情報は、上の画像の通り。

・平均燃費:21.1km/L

・平均速度:42km/h

・走行距離:74.3km

・走行時間:2時間6分

・航続可能距離:788km

なお走行条件としては、乗員が大人2人、子供2人の計4人で、エアコンはフルオート稼働となっています。

2ページ目:プロパイロット2.0で500km以上は余裕で走行可能?