どこまで行ける?フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)のプロパイロット2.0で片道500km以上走破!置くだけ充電はちょっとした裏技も?

(続き)日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)のプロパイロット2.0は想像以上に楽過ぎた

ここからは、日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)のプロパイロット2.0にてどこまで走れるか検証していきましょう。

上の画像は、プロパイロット2.0にて走らせてのメーター情報。

走行時間にして約7時間半、走行距離は500km以上とかなり走らせましたが、これだけの長距離移動を走らせても、ちょっとしたトイレ休憩以外は休むことなく、エンジンを切ることも無し(トイレ休憩の間は、乗員はゆっくり休んでいた)。

・平均燃費:19.6km/L(-1.5km/L)

・平均速度:72km/h(+30km/h)

・走行距離:612.2km(+537.9km)

・走行時間:9時間32分(+7時間26分)

・航続可能距離:340km(-448km)

気が付けば、あっさりと目的地に到着(検証どうこうの話では無かった…)。

なおシートの座り心地などについては、前回のブログでもお伝えした通りから特に変わらずで、フル合成皮革ながらも競合モデルのトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)やホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)に比べて柔らかい乗り心地で、特に腰やお尻が痛くなるようなことは無かったのが印象的でした(助手席や後席に乗っている妻や子供も同様)。

あとは実際の走行距離537.9kmに対し、航続可能距離の減りが448kmであることから「89.9km」の乖離があることが確認できるかと思いますが、それだけ燃料消費が少なく、効率よくバッテリーとモーターにて走行できたことが大きな要因だと考えられます(9.5割以上が高速道路といえども19km/L以上の燃費は優秀過ぎる方)。

想像以上に早く目的地に到着したため、約2時間ほど車内で休憩することに。

車内は基本的にエンジンON状態で、エアコンフル稼働の状態でしたが、メーター情報を見てみると、大幅に燃費が悪化するわけでもなく、航続可能距離も11km減っただけとなりました。

・平均燃費:19.2km/L(-0.4km/L)

・平均速度:69km/h(-3km/h)

・走行距離:612.2km(±0km)

・走行時間:11時間22分(+1時間50分)

・航続可能距離:329km(-11km)

今回は往路のみの検証となりましたが、次回は復路でのプロパイロット2.0の検証に加え、無給油での航続距離、燃費なども検証していきたいと思います。


意外な発見!新型セレナの置くだけ充電では、スマホだけでなくAirPodsも充電できることが判明

最後は、新型セレナe-POWERルキシオンのちょっとした裏技ともいえる置くだけ充電について。

本来置くだけ充電は、スマホを置くことでワイヤレスで充電する機能となりますが、上の画像の通り、実はワイヤレス型イヤフォンのAirPodsも充電可能であることが判明。

おそらくは充電するポイントがフラットな面になっている場合、スマホに限らずアップル製品も充電できるのではないかと推測しますが、充電する面がフラットではないApple Watch(アップルウォッチ)だと充電できなかったため、かなり限定的ではあるものの、他のアップル製品で試してみる価値は十分にありそう。

なおこの置くだけ充電は、セレナの様にフラットに置けるものや、新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)も利用可能だとは思いますが、トヨタ新型プリウス(New Prius)や新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)といったはめ込むタイプだと充電は不可能だと思われます。

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