あれっ、まだ使えるぞ?フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)が納車されて2か月半が経過するも、プロパイロット(ProPilot)2.0がまだ使用できるようだ

プロパイロット2.0お試しキャンペーンは約1か月という話だったが?

2023年4月に私に納車されて2か月半以上が経過している、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)。

私が所有するグレードは、日産のミニバンとしては初となるハンズオフ機能付きのプロパイロット(ProPilot)2.0が標準装備されているのですが、この機能を活用するには、Nissan Connectプランに加入しなければならず、年会費25,520円(税込み)を事前に支払う必要があります。

しかも、このプランを申請したからといってその日すぐに活用できるのではなく、申請して約2~3日後に日産から承認が得られないとNissan CONNECTプランに加入できないので何かと使い勝手が悪い印象でした。

ただ、私がいつもお世話になっている日産ディーラーによると「セレナe-POWER LUXIONに関しては、新車登録後 約1か月間は無料お試しキャンペーンという形で、Nissan CONNECTプランに加入しなくともプロパイロット2.0が活用できる」ということでした。


納車から2か月半以上、まだプロパイロット2.0が使用できる

2023年7月中旬、久々に新型セレナe-POWER LUXIONにて高速道路を走らせたところ、上の画像の通りブルーのカラーリング、そしてハンドルを握らなくても警告画面は表示されず、高速道路でのクルージングが可能だったため、特に問題なくプロパイロット2.0が使用できたことを確認。

ちなみにプロパイロット2.0を活用する場合の条件としては以下の通り。

日産公式ホームページにて掲載されている対象の高速道路エリア

・どこを走行するのか?を把握するため、事前にナビで行先を設定していること

・制限速度に対して「+10km/h」までであれば、プロパイロット2.0は使用可能
※制限速度に対して「+15km/h」オーバーになると、プロパイロット1.0しか使えない仕様

・最低速度は40km/h以上であること

・片側2車線であること(1車線や対面通行だと使用できなかった)

あくまでも上の条件は、実際に私が確認したものになるため、もしかすると他の条件もあるかもしれません。

プロパイロット2.0を使用する上で、事前にナビ設定する理由は2つあった

ちなみにプロパイロット2.0を活用する上で、事前にナビで行先を設定しておくのも「どこを走行するのか?」を事前に把握するだけでなく、「目的地までにハイブリッドバッテリーをどのようにして効率よく活用するか?」ということも含まれているとのこと。

目的地までの高速道路は、平坦な道だけでなく傾斜のある上り坂や下り坂があったり、上限速度も異なったりするわけですから、そういった地形と速度条件を事前にインプットした状態でバッテリーの配分を調整しているのは「さすが日産!」と思わせるところ(だからプロパイロット2.0を利用する条件として、高精度地図であることや、利用できるエリアが限られているのだと思う)。

2ページ目:プロパイロット2.0が使用できない条件とは?結局プロパイロット2.0はいつまで使用できるの?