えっ、また?フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のキャンセルが相次ぎ、再び「2台目」購入の提案を頂く。そもそもなぜキャンセルが増えているのか?
(続き)キャンセル枠分のホンダ新型シビックタイプR(FL5)の見積もり
ここからは、キャンセル枠分のホンダ新型シビックタイプR(FL5)の見積もり内容を見ていきましょう。
【(2024年)新型シビックタイプRの見積もり(10%税込み)】
①車両本体価格:4,997,300円
◇ボディカラー:ソニックグレーパール
◇内装カラー:レッド×ブラック(ラックススエード)
◇19インチリバースリムアルミホイール(19×9.5J)+265/30ZR19 93Yスチールラジアルタイヤ(ミシュラン製パイロットスポーツ4S)
②メーカーオプション:38,500円
◇ソニックグレーパール(有償ボディカラー):38,500円
③ディーラーオプション:308,880円
◇フロアマット(プレミアム、レッド):67,980円 → (値上げ)70,180円
◇ユーロホーン:17,710円
◇前後車内ドラレコ3点セット(DRC3CAM):95,810円
◇ETC2.0セットアップ:2,750円
◇無限アウタードアハンドルプロテクター:12,100円
◇ドリンクホルダー&センターコンソールイルミネーション(レッド):31,900円
◇パターンプロジェクター:50,380円
◇ナンバーフレーム枠(ベルリナブラック):16,170円
◇ホイールロックナット(ブラック):11,880円
④諸費用(メンテナンスパック付):318,150円
総支払額(①+②+③+④):5,662,830円
総支払額としては約566万円となりました。
諸費用分のメンテナンスパックは、初回車検(3年目)を含まない1か月~30か月分の点検パックのみの内容となっています。
フロアマットは値上げ!ドライブレコーダーも前後だけでなく車内も撮影可能に!
ディーラーオプションにおいては、毛足の長いレッドのタイプR専用フロアマットが値上げしたとのことで、その価格アップは+2,200円。
車両本体価格が上がらなかった代わりとして、材料費高騰の影響はこういった細かいパーツのところでさりげなく反映されているとは思うのですが、パフォーマンスや満足度を維持する上では致し方ないところ。
そしてドライブレコーダーに関しては、発売当初はフロント・リヤの録画機能だけでしたが、2023年8月時点では、新型ステップワゴン(New STEPWGN)やZR-Vなどにも搭載されるフロント・リヤ・車内の3点での録画が可能なドライブレコーダーが追加ラインナップされたとのことで、より安全性を考慮する上では必須のアイテムかもしれません。
[追記]販売エリアによっては、発売当初から3カメラを販売しているところもあったようです
そもそも「なぜキャンセルが相次いでいる?」
今回、シビックタイプR(FL5)のキャンセル枠の提案を頂いた一方で、個人的に気になったのは「どうしてキャンセルが相次いでいるのか?」ということ。
前回のときは、シビックタイプR(FL5)だけでなくトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)も発注していて、どちらも同時期に納車される可能性があり、更には「両車とも中古車バブルが弾けて高値で取引できないためキャンセルした」というお客さんAがいました。
2台目と3台目のキャンセル分については、ちょっと事情が異なるようで、2台目キャンセルのお客さんBは「転勤で関東に引っ越すため、車が必要なくなった」ということ。
3台目キャンセルのお客さんCは「個人経営で、急きょ新店舗拡大のために資金が必要となり、車を購入する余裕がなくなった」というもの。
どちらも事情は大きく異なるとは思いますが、それでも販売店側としては困惑するのは当然と言えば当然。
ちなみに1台目のキャンセル枠については、既に他のお客さんが購入しているとのことです。