まるで「悪魔の翼」を伸ばした戦闘機!ジンガー新型21Cブラックバードが世界初公開!前後2人乗りのタンデムシートで1,350馬力を発揮するHVモンスターカー

(続き)ジンガー新型21Cブラックバードエディションを見ていこう

引き続き、ジンガー新型21Cブラックバードエディションのエクステリアをチェックしていきましょう。

ボディカラーは「ジェットブラック」と呼ばれ、ボディパネルはもちろんフルカーボン仕様。

足もとの鍛造アルミホイールは、SR-71のトップダウンシルエットをスポークとして採用し、タイヤはパフォーマンス性を重視してミシュランを装着しています。

ブレーキディスクについての情報はないものの、見た目からしてカーボンセラミックの可能性が高そうですね。

リヤビューもワイド感を演出するU字&一文字LEDを採用。

リヤマフラーは、本物のアフターバーナーに少し似るように形成されていて中々にユニーク(っというか走行中にファイヤーしそう)


内装はまさかの前後(1+1)タンデムシート

そしてこちらがインテリア。

実はこのモデル、横2列の2シーターレイアウトではなく、前後2列のタンデムシーターレイアウトになっているんですね(だからドアパネルが異常に長く設計されている)。

これももちろん、スタンダードモデルの21C同様にステルス戦闘機などからインスピレーションを受けたタンデムシートレイアウトを採用しています。

ケーニグセグが発表した4人乗りGTカーの新型ジェメラ(Koenigsegg New Gemera)も、ケーニグセグ特有のラプタードアを採用するも、後席に乗り込めるだけのスペースを確保するために、2つのドアを異常に長くしているのもその理由です。

こちらがそのタンデムシート。

シートヘッド部分には、アフターバーナーオレンジと呼ばれるカラードステッチが縫合されています。

とんでもないエクステリアを持つ21Cブラックバードエディションですが、ジンガー曰く世界限定80台の21Cよりも更に少ない超限定モデルになるとのことで、具体的な台数と価格帯までは不明なまま。

最後に、今回このモデルを発表したジンガーヴィークルは、ケヴィン・ジンガーとルーカス・ジンガーによって2019年に設立。

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点としながらも、現在はイギリス・ロンドンやスペイン・バルセロナ、ドイツ・ミュンヘン/フランクフルト、そして日本の東京を含む世界15のディーラーを展開しているため、もしかすると今回発表された個体も、日本人オーナーに納車される可能性も十分考えられるかもしれませんね。

スーパーカー/ハイパーカーメーカー関連記事

Reference:CARSCOOPS