日本人オーナーに納車された世界限定112台のランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4が大手中古車サイト・カーセンサーにて販売中!気になる中古販売価格は?

海外では既に約5億円にて販売されているが、日本では意外と控え目のようだ

ランボルギーニが世界限定112台のみ販売した新型カウンタックLPI 800-4(Lamborghini New Countach LPI 800-4)。

本モデルが112台のみ販売された理由は、初代カウンタックの開発コードがL112に由来しているからで、その内の10台以上が日本人オーナー向けに納車されています。

ちなみに新型カウンタックの車両本体価格は約240万ユーロ(日本円に換算して約3.8億円)ですが、既に海外の中古車市場やオークションでは、(日本円に換算して)約5億円~9億円にて取引されています。

そんな新型カウンタックが、遂に日本の大手中古車サイト・カーセンサーにて販売されています。


おそらく日本では初めてとなるであろう新型カウンタックLPI 800-4の中古車

早速、大手中古車サイト・カーセンサーにて販売されている新型カウンタックを見ていきましょう。

上の画像にもある通り、今回出品されているのはGrigio Lynx(グリジオ・リンクス)と呼ばれるブラックとグレーの中間的な色合いで、足もとにはレッドにペイントされたブレーキキャリパーをインストール。

本モデルの基本情報を見ていくと、年式は2022年式で、車検有無が2025年11月ですから、おそらくユーザー向けに納車されたのは2022年11月頃。

走行距離は僅か97kmと全く走られていませんが、国内でのランボルギーニイベントやSNSでも複数掲載されたことがあった記憶しています。

ちなみに、この個体を販売しているのは、東京都港区を拠点としているランボルギーニ芝さん。

初代カウンタックを彷彿とさせるレトロルックなエクステリアを持ち、リヤホイールアーチが後方に向かって反り上がっていくラインは、先代カウンタックをデザインしたマルチェロ・ガンディーニ氏のデザインアイコンの一つ。

日本でも見かけることの少ない新型カウンタックLPI 800-4ですが、そのボディサイズは全長4,870mm×全幅2,100mm×全高1,140mmととにかくワイド&ローで、モデルベースがアヴェンタドール(Aventador)やシアン(Sian)となっているため、初代カウンタックに比べると全長+730mmで、全高も70mm高いのが印象的ですね。

なお全高が高くなっているのは、カウンタックの乗降り性を考慮しての設計と云われていますが、先代カウンタックファンからの批判の声も多かったとのこと。

こちらはサイドビュー。

風洞にて鍛え上げられたという楔(くさび)のようなフォルムのスムース&サーフェスボディは、まさに現代のスーパーカーらしい特徴の一つ。

細部にわたって先代カウンタックのデザイン言語をオマージュ

足もとのホイールデザインも、初代カウンタックのリボルバー型となるホイール意匠をモチーフにしていて、新型カウンタックでは中々みかけないグロスブラックに仕上げられているのもユニーク。

エンジンの配置が中央よりも少し左側にオフセットしているのは?

エンジンはもちろんリヤミドシップ。

パワートレインは、世界限定63台のみ販売されたシアン同様に、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジン+スーパーキャパシター技術を用いたマイルドハイブリッドを採用し、システム総出力814ps/システムトルク720Nmを発揮。

上の画像でもおわかりの通り、センタークロスバーに対して、エンジンが左側にオフセットされていることが確認できるかと思います。

これは現代のランボルギーニが四輪駆動[AWD]システム前提で設計していることが起因していて、フロントにトルクを伝達するプロペラシャフトを通す関係により、エンジンが僅かにセンターからズレているんですね。

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