一体いくらになる?走行距離「僅か6,000km」のレクサスLFAが競売に登場!中東オーナーに納車され、44台しか生産されなかった特別なホワイト×左ハンドル仕様

(続き)中東カタールのオーナー向けに納車されたレクサスLFAを見ていこう

引き続き、RMサザビーズオークションに出品されるレクサスLFAの仕様を見ていきましょう。

この個体は、中東カタールのオーナーに納車された8年後、スイスの別のオーナーのもとへと旅立ったわけですが、それ以前の整備の詳細については不明ながら、2021年9月にはドイツ・ケルンにあるToyota Gazoo Racingによって整備されています。

そのときの整備費用が1,517.28ユーロ(日本円に換算して約24万円)となっていますが、具体的にどういった整備が行われたのかは不明。

なお、これはちょっとした豆情報程度にすぎませんが、私がいつもお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、LFAのオイル交換作業に必要な時間は約1日~2日で、オイル代含めての作業代は10万円以上になるそうです。


内装はシンプルながらもクールなブルー本革

続いて内装を見ていきましょう。

内装はちょっと珍しいブルーの本革で、オーナメントパネルにはカーボンファイバやアルミを上手く使い分けた贅沢な仕様に。

センターナビゲーションディスプレイは、フローティングタイプではなく奥まったところに配置。

メーターデザインは、現行ISなどにも採用されたギミック要素満載の液晶タイプ。

LFAの加速度メーターの針の立ち上がりがあまりにも早過ぎて、アナログではなく液晶の針となったのも有名な話ですね。

ちなみに走行距離はほとんど走られていない「6,109km」。

ガソリンの残量はほとんどありませんが、いつ給油されたわからない古い燃料であれば、残量は少な目の方が良いのかもしれないですね。

パンク修理キットが置かれたラゲッジスペースはカーボン素材

こちらはパンク修理キットですが、その周りはカーボンファイバー素材なので、取り出す際にも丁寧な作業が必要です。

そしてその上には、スペアタイヤも装備。

よくよく考えてみると、LFAのスペアタイヤって初めて見たかも…

パワートレインは、ヤマハとの共同開発によって実現した排気量4.8L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力560ps/最大トルク480Nmを発揮。

パフォーマンスとしては、0-96km/hの加速時間は僅か3.6秒で、最高時速は325km/hまで到達します。

気になる予想落札価格は?

そして最後に気になるLFAの予想落札価格ですが、RMサザビーズオークションによると500,000ユーロ~600,000ユーロ(日本円に換算して約7,900万円~約9,500万円)とのことで、場合によっては1億円超えの可能性も十分に考えられるかもしれませんね。

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Reference:RM Sotheby’s