まさかのメーター故障?ホンダ新型ステップワゴンで往復260km走行→帰りはオール下道で区間燃費「29km/L以上」!280km以上走ったのに燃料目盛りは「1個も減らず」

ホンダのメーターは以前から疑問に思っていることがあった

2022年6月に私に納車されて1年2か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]。

前回の「納車後11回目」となる給油・燃費記録に関する記事を公開した際、カタログ表記の燃料タンク容量52Lを大きく上回る約56Lを給油し、燃料残量がほぼカツカツの状態だったことをお伝えしました。

満タン給油した翌日、早速本モデルで往復260kmほどの中距離移動があったため、そのときの区間燃費や乗り心地、そしてメーターの変化についてインプレッションしていきたいと思います。


ステップワゴンに限らず、ホンダの最近のメーターは航続可能距離が「大幅に増える」ことがある

今回の往復260kmの中距離移動で、個人的にちょっと気になっていたのがメーターの変化。

特に航続可能距離と平均燃費に関してはユニークで、ある一定の距離を走らせていると、どんどん減っていった航続可能距離が突然「大幅に増える」ことがあるんですね。

これは走行時の平均燃費が向上することで、走行できる距離がどんどん伸びることから、メーターが逆算して走行できる距離をリアルタイムで更新しているのだと予想されます。

具体的には…

[スタート時]
平均燃費:18km/L
航続可能距離:820km

[100km走行時]
平均燃費:18.5km/L
航続可能距離:688km(-132km減)

[200km走行時]
平均燃費:19km/L
航続可能距離:798km(+110km増?)

以上はあくまで一例ですが、こんな感じで突如として航続可能距離が増えるんですね。

おそらくここ最近のホンダ車では”あるある”なのだと思われますが、トヨタやレクサスの場合だと、走行中に航続可能距離が増えることは無いものの、一方で日産は走行中に燃費が向上すれば、それにあわせて徐々に航続可能距離は増えているので、そういった点ではホンダと日産の考え方は近しいものがあるのかもしれません。

往路の平均燃費をチェックしていこう

ここからは、新型ステップワゴンで往路の区間燃費をチェックしていきましょう。

上の画像は、ホンダオーナーズアプリのHonda Total Careにあるドライブノートのデータを抽出したものになります。

[往路①]・・・オール下道
走行距離:3.6km
平均燃費:8.7km/L
ガソリン消費量:0.4L
走行時間:17分

[往路②]・・・下道 約10km → 高速道路 約35.9km
走行距離:45.9km
平均燃費:15.3km/L
ガソリン消費量:3.0L
走行時間:81分

[往路③]・・・高速道路 約50km → 下道 約4.9km
走行距離:54.9km
平均燃費:23.7km/L
ガソリン消費量:2.3L
走行時間:57分

[往路④]・・・下道
走行距離:0.6km
平均燃費:4.6km/L
ガソリン消費量:0.1L
走行時間:7分


[往路①~④]
走行距離:105km
平均燃費:18.1km/L
ガソリン消費量:5.8L
走行時間:162分

以上が、往路の区間燃費となります。

ステップワゴンの走行条件は?

往路は全体の80%以上が高速道路となりますが、往路②は平坦な道や上り坂が多く、どうしてもエンジン直結モードで走行する割合が多かったため、平均燃費は15.3km/Lと低めでした。

往路③では、途中工事による流れる渋滞などの影響で、EV走行比率が高かったのか23.7km/Lとミドルサイズミニバンとは思えないほどの低燃費を獲得。

ちなみに往復移動時の走行条件は、乗員数が大人3人、前後エアコンフルオート稼働(26度~27度)、走行モードはECONのみとなっています。

2列目キャプテンシートに乗る乗員の感想は?

走りは基本的に周りの流れに合わせて走行となりますが、2列目キャプテンシートに座っていた方々からは、高速道路での突き上げなども特に気にならず、乗り心地もコンフォートで快適。

車内でもそこまで大きく声を張らず話が出来たとのことで、特に不満となるようなことは無かったそうです。

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