結局トヨタの「おすすめ先進機能」って何だったの?新型プリウスに設定されるも新たな進展無し→シエンタ/ランクル300/レクサスLX600にも追加されず中途半端
トヨタのソフトウェア系は中途半端なものが多い気がする
2023年4月末頃、私が所有するトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)2.0L HEV Zグレード[2WD]だけに、何の予告もなくトヨタオーナーズアプリMY TOYOTA+に「おすすめ先進機能」が追加されたことをお伝えしました。
しかしながら、この機能はあくまでも(私が所有する車のなかでは)新型プリウスのみで、他に所有する新型シエンタ(New Sienta)やヴォクシー(New Voxy)、アクア(New Aqua)、そしてレクサス系においてはLX600/IS500 F SPORT Performanceでも設定されていませんでした。
あれから約4か月が経過しましたが、果たして他のモデルにも追加されたのか?新たに納車されたトヨタ系にも設定されているのか?チェックしていきましょう。
そもそも新型プリウスの「おすすめ先進機能」って何?
他のモデルにも追加されているかどうか確認する前に、そもそも「おすすめ先進機能」とは何なのか?どういった機能なのか?をチェックしていきましょう。
こちらの画像が、私が所有する新型プリウスのMY TOYOTA+アプリ。
レポート項目に「おすすめ先進機能」のタッチタブがあります。
これをタッチすると…
こんな感じで「おすすめ先進機能」のタブが表示され、「レーダークルーズコントロール」「ドライブモードセレクト」「プロアクティブドライビングアシスト」「ブレーキホールド」の4項目が表記されています。
各機能の説明やおススメMAP、機能評価が表示されるぐらいで、それ以上の期待される機能は無し
これらの項目をタッチしていくと…
◇レーダークルーズコントロール
・おすすめMAP
・機能評価
・機能:最適な車間距離を保って追従走行する機能です
・最終利用履歴:ーー年/ーー月/ーー日/ーー時ーー分◇ドライブモードセレクト
・おすすめMAP
・機能評価
・スポーツモード:きびきびとした走りを楽しみたいとときに適した走行モードです
・エコモード:燃費を向上させる走行を適した走行モードです
・最終利用履歴:ーー年/ーー月/ーー日/ーー時ーー分
◇プロアクティブドライビングアシスト
・機能評価
・機能:リスクを先読みして運転操作をサポートする機能です
・最終利用履歴:ーー年/ーー月/ーー日/ーー時ーー分◇ブレーキホールド
・おすすめMAP
・機能評価
・機能:ブレーキペダルを踏んで停車すると、一時的にブレーキがかかったまま保持される機能です
・最終利用履歴:ーー年/ーー月/ーー日/ーー時ーー分
このおすすめ機能に関しては、あくまでもそのモデルに搭載されている機能の説明があるだけで、その他オーナーズアプリ特有の機能が備わっているわけではありません(たとえば、その先進機能を使用したら燃費が何%改善されたとか、先進機能を使っての運転評価が上がったとか、そういった提案も無し)。
しかも、本機能が追加されてから4か月が経過しても、特に新たな機能などが追加されたわけでもありません。
おススメMAPに関しても、その機能がおススメできる近くのエリアをマップ上で提案するだけなので、例えばレーダークルーズコントロールを近くの高速道路でおススメするのは当然といえば当然(自動車専用道路にて利用することを推奨しているため)。
そう考えると、おすすめ先進機能にて何か有益な機能を提供してくれるのだろうか?といわれるとそういったことは一切ないため、正直に言えば「無駄な機能」だと考えています。